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Agent ArchitectureとMicrosoft 365 Agents SDK
やりたいこと
Ignite 2024の「Developers guide to building your own agents」のスライドでエージェントのアーキテクチャとMicrosoft 365 Agents SDKについて紹介があったのでメモします。
まず、エージェントのアーキテクチャから下記の要素があるようです。
- オーケストレーターはFundation modelsを使いながら、
- 知識の取得・利用、スキルの実行、modelsを使った自律的な動きができる
- UXはユースケースで変わる
- 他のエージェントとの連携
動画では、オーケストレーターはCopilotであり、Copilotがスキル実行をフォローしながらGitHubエージェントなど有益そうなエージェントの紹介がありました。
Microsoft 365 Agents SDK
エージェントを作成する方法で、こちらの紹介がされていました。
元ネタはこちらのようです。
- UX部分が充実している
- BotFramework SDKがAgent SDKとして生まれ変わる
- 複数チャネルでの利用が容易
スライドそのままですが、Agent SDKとAI Foundry、Semantic Kernel、Copilot Studioと連携することで、カスタムエージェントができるデモでした。
スキルの実行や他のエージェント連携ではSemantic Kernelではなく、AutoGenやAI Plannerを使っているところもあるとのことです。
まとめ
今後のソフトウェア開発ではエージェントを活用したアーキテクチャ設計とツールの選定が必要になると考えています。
既にLLMの普及で「それ、GPTでできるんじゃね?」という考えが浸透し、実際解決できることが増えている中で、システム開発をするか「Agent SDKのカスタムエージェント作れば解決じゃない?」の切り分けが大事になってきそうです。
メジャーなアーキテクチャリファレンスとしてAgent SDKの事例や動向はみておく必要がありそうだなと。
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