💬
AWS EC2で構築したUbuntuをTeraTermでSSHログインする方法
前提
- Windows PCを使用。
- TeraTermをインストール済みであること
- ElasticIP(グローバルIPアドレス)の割り当て
- パブリック用のサブネットの用意
- パブリック用のルートテーブルの用意
- インターネットゲートウェイの紐づけ
- キーペアを作成し、鍵ファイルをローカルPCにダウンロードすること
- 上記の設定をしないと、AWS EC2で構築したUbuntuの環境をWindowsPC等でもSSHログインができるかというと不可能です。上記の設定方法は様々な形で情報として公開されているので今回は割愛します。
背景
- AWS EC2でUbuntuの環境構築をしたもののいきなりTera Term等でSSHログインができるかというと不可能です。では、Tera Term等でSSHログインする方法を享受したいと思います!
対応策
-
WindowsのコマンドプロンプトかPowershellを開きます。
-
下記のコマンドを実行する。
ssh -i 鍵ファイルのパス EC2で設定した初期ユーザー名@グローバルIPアドレス
- Rootユーザーに切り替える。
sudo su
4.SSHのConfigファイル(設定ファイル)のバックアップを取得する。
cp -p /etc/ssh/sshd_config /etc/ssh/sshd_config.backup
- 下記のコマンドを実行し、SSHのConfigファイル(設定ファイル)の設定変更をする。
sed -i '1s/^/PubkeyAcceptedAlgorithms=+ssh-rsa\n/' /etc/ssh/sshd_config
※このコマンドは/etc/ssh/sshd_configファイルの先頭に"PubkeyAcceptedAlgorithms=+ssh-rsa"という新しい行を追加します。この設定はSSHサーバーがRSA公開鍵アルゴリズムを受け入れることを明示的に指定するものです。特定のSSH設定を変更する際に使用される可能性が高く、システム管理者がSSHのセキュリティ設定を調整する際に役立ちます。
- サービスの再起動をします。
systemctl restart ssh.service
- 下記のコマンドを実行し、"active"が表示される事を確認する。
systemctl status ssh.service
- その後、Tera TermでSSHログインが出来ることを確認する。
その他
- AzureのVM等は試していないのですが、おそらく同じような流れで設定するはずです。機会があれば、この方法を使用したいです。
- Ubuntuのどのバージョンでも共通です。
Discussion