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【Dify】- エージェントを作ってみる

に公開

執筆日

2025/5/26

やること

Difyを使ってエージェントを作成してみる

Difyの「エージェント」とは?

Difyにおける「エージェント」とは、ユーザーの指示に基づいて自動的に作業を行うシステムのことです。ユーザーからの指示を受けると、事前に設定した「ツール」を使ってエージェントが適切な対応を選択・実行します。


今回作成するエージェント

今回のエージェントは、ユーザーが質問を入力すると、その内容に基づいて適切なツールを使用して回答を提供するものです。

  • Azureに関する質問の場合:
    Wikipediaのツールを使って検索。
  • その他の質問の場合:
    GPT-4oを使用して検索。


エージェント作成手順

以下は、Difyでエージェントを作成する際の具体的な手順です。

  1. Difyを立ち上げる
    Difyのウェブインターフェースを開きます。

  2. エージェント > 最初から作成をクリック

「最初から作成」を選んで新しいエージェントを作成します。

  1. 手順を明記する
    以下のような手順を設定します。
ユーザーからの問い合わせに対して答えるボットです。
以下の手順に沿って回答をしてください。
1.質問の分類を行う
Azureについての質問 or それ以外
2.情報を取得する
Azureについての質問の場合は、GPT-4oを使って検索をしてください。
それ以外は、「Wikipedia」ツールを使ってください。
3.検索の結果を元にサマリー文を作成する
  1. 必要なツールを追加する
    次にツールを追加します。
    ツール > +追加をクリック

Wikipediaツールを選択して追加

ツールとしてWikipediaを登録します。

  1. エージェントを試してみる
    作成したエージェントを試します。

「Azureについての質問ではないので、期待通りの結果が得られなかった…?」

まとめ

今回は、Difyのエージェント機能を学習しながら、シンプルなエージェントを作成しました。エージェント自体は簡単に作れる一方で、手順の作成において適切な操作を指示する力が必要になる点が少し難しいと感じました。

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