GitHub Copilotのコードレビュー機能を使ってみよう
現在パブリックプレビュー版
プレビュー段階ですので、まだ一般機能として公開されてるわけではないです。
VScodeとGitHubブラウザ上どちらでも使用が可能です。
また、VScode上であればCopilot加入者であれば誰でも使用可能とのこと。
試してみる
ソースコードは以下を使います。
環境はvscodeでやってみます。
vscodeで対象のファイルを開いて、レビューして欲しいコードを選択します。
今回はCommand + A
で全部選択しています。
Command + Shift + P
を実行するとメニュータブが出るので、「Copilot Review」と検索します。
選択するとコードレビューが始まります。
レビュー結果
コードレビューが終わりました。
なんと10個も..!
内容を見てみよう。
1. 「@Observableは要らんくない??」
いや、画面に値を反映させたいから必要っすね...却下だ。
2. 「running変数名をもっと適切なものに変えよう」
確かに...採用。
3. 「Temperatureは0より0.7とかにした方が多様な回答になるよ」
これは意図的に0にしてるんで...却下。
4. 「GPUのキャッシュ設定はグローバルに変更せん方がいいんじゃないかな?」
これは一理あるので...採用
5. 「seedの値が重複する可能性あるよ」
確かに...採用。
6. 「UIが頻繁に更新されるからもう少し減らすようにした方がいいかも」
指摘内容は正しいのですが、リアルタイムにすぐ反映させたいので...却下。
7. 「UIに反映させる値ならメインスレッドを使おう」
これはその通りなので...採用。
8. 「catch文のなかでログ出した方がいいよ」
確かに...採用。
9. 「関数にコメント分を入れて保守性高めましょう」
確かに...採用。
10. 「Swiftの命名規則に従った書き方にしましょう」
その通りではあるものの、ファイル外にも影響与えるので...却下。
感想
今回は10個の中から6つ採用しました。
文章は英語での出力になりますが、修正後のコードも提案してくれるのである程度意図を理解できます。
「Apply」か「Discard」のどちらかを選択するだけでいいのでめちゃくちゃ簡単です。
普段使うように、実装中のコードの提案とは違って、すでに実装した自分のコードを第三者(AI)目線で見てくれるので新しい気づきや学びにも繋がると思いました。
開発リーダーにプルリクエストを依頼する前に一度Copilot Reviewを挟んでみるの、オススメです。
GitHub上のプルリクエストからも出来るので試してみたいのですが、会社組織アカウントの設定?で出来なかったのでVSCodeで紹介しました。
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