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GPT-5リリース!!

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はじめに

記事更新するのは久々になります。
2025年8月7日(日本だと8日)にGPT-5がリリースされました!!
Azure、Microsoft 365 Copilot、Copilot Studio、GitHub Copilotでも使用できるようになっています!
今回は業後にさっとまとめたものになりますので、本格的に検証したものを共有するのは別の機会になりそうです。ただ、ChatGPT自体もGPT-5をベースにした回答生成をするようになっています。無料ユーザーでも該当しているとのことです。

GPT-5の特徴

  • 「思考が組み込まれた(thinking built in)」 などの表現で、より高い推論・意図把握力と対話の自然さを目指したモデル。
  • ChatGPT と API の双方で GPT-5 として提供され、従来よりも高速で有用性を高めることに重点。利用プラン(無料/Plus/Pro 等)で利用可能な「知能レベル」に差が出る運用方針が示唆されている。
  • GPT-4.5 → GPT-5 は進化の連続線上にあり、GPT-4.5が示した「スケールした教師なし学習」と、OpenAIのo3系(推論強化系)技術の統合が進んでいる点が特徴。

詳細 — GPT-5 の主な特徴(掘り下げ)

  1. 「思考が組み込まれた」対話能力の向上
    • 出力前の内部的な推論プロセス(チェーン・オブ・ソート的な振る舞いを含む)が強化され、複雑な問題の分解・解法提示、長い会話での意図保持の改善。(OpenAIの製品紹介で “thinking built in” と明記されています)
  2. 精度・信頼性・自然さの改善
    • GPT-4.5で採用された「より大きなデータ・計算のスケーリング」と最適化の流れを継承しつつ、事実誤認の頻度低下より人間らしい応答(EQ向上)を目指したものである。
  3. 統合されたモデルシステム(技術の集合体としてのGPT-5)
    • o3系のような「推論に強い」技術をGPT-5システムとして統合する方針。結果として、単一のGPT-5として様々な技術(高速応答、推論強化、ツール連携など)を使える形になるとのことです。
  4. 速度・操作性(UX)向上
    • OpenAIのHPでも"smartest, fastest, most useful"と表現されており、インタラクションの応答速度や実務での使い勝手が改善されていることが示唆されています。
  5. 開発者向けサポート・API 統合
    • OpenAIプラットフォーム上で GPT-5のドキュメントページやチュートリアルが整備されており、API経由での利用・チューニング・ツール接続(外部ツールやプラグイン)といった実装パターンがサポートされています。

前モデル(GPT-3.5 / GPT-4 / GPT-4.5 / o3 系)との違い

  • VS GPT-3.5:理解力・文脈の長期保持・創造性の面で大きく上回る(大きめのモデルアーキテクチャと学習データの差)
  • VS GPT-4:推論・安全性・多様なタスクでの堅牢性が向上。GPT-4の弱点だった長文の文脈追跡や一貫性に対処する改善が加えられていることが狙い。
  • VS GPT-4.5:GPT-4.5は「教師なし学習をスケールして直感や世界モデルを強化する」世代。GPT-5はそこからさらに“思考の組み込み/推論強化技術(o3系など)との統合”で応用幅を拡げた世代と位置づけられる。

GPT-5でできること(ユースケース)

  • 高度なドキュメント要約・長大テキストの洞察抽出(会議録/法律文書/研究論文のサマリ)
  • コーディング支援・デバッグ・コード生成(より複雑な設計タスクの助力)
  • マルチターンの業務自動化(複雑なワークフローの分解+自動化スクリプト生成)
  • 対話型エージェント・ツールチェーン連携(外部API呼び出しやプラグインを組み合わせて複合タスクを実行)
  • クリエイティブ作業(文章、広告コピー、ブレインストーミング、教育コンテンツ作成)
  • 対話型学習・チュータリング(長期の学習進捗を踏まえた個別最適化)

制限・リスク・安全性

  • まだ誤情報(hallucination)や信頼できない出力のリスクは残る:OpenAI は各世代で低減を図っているが完全ではない。重要な判断(医療・法律・重大金融判断)は専門家最終チェックが必要。
  • 悪用リスク&安全対策:アクセス制御、使用ポリシー、出力フィルタリング、レート制限などを組み合わせた対策が必要(OpenAI 側でも安全研究とポリシー更新を継続)
  • プライバシーとデータコントロール:顧客データ、リージョナルなデータレジデンシー要件がある場合は慎重に取り扱う必要がある。

AzureOpenAI

有料版であれば、GitHub Copilotも対応している(プレビュー版)

全有料プランのプレビュー版ではあるにしても、GitHubCopilotもGPT-5の対応をしております!ただ、プレビュー版なので今はClaudeの方がいいかもしれないです。

これから試すこと

  • Vibe Codeingができるようになっているので、試してみようと思います。(どのくらいまで実装できるかです)

参考URL

ヘッドウォータース

Discussion

takekawa tomokitakekawa tomoki
Jun MiyakeJun Miyake

あら、こんなところにあったんすね!
修正します!ありがとうございます!
GPT-5の100万トークンの出力$10~11(約¥1,500)ってこれまでのモデルと比較すると、高めな感じがしますね。基本的にminiやnanoで事足りそうな気はしますけど。