ITエンジニア向け技術書籍サブスク「TechLib」について!
はじめに
エンジニアとして調べ物をしているときにTechLib(テックリブ)というサービスを見つけ気になったので調べてみました!
TechLibとは?
2025年12月に正式リリースされたTechLib(テックリブ)は、ITエンジニア向けの技術書籍読み放題サブスクリプションサービスです。インプレス、エムディーエヌコーポレーション、オーム社など主要出版社10社が参加し、幅広いジャンルの技術書を提供しています。

基本情報
- 月額料金: 3,080円(税込)
- 無料トライアル: 個人10日間、法人15日間
- 対象ジャンル: プログラミング、クラウド、AI/ML、データベース、インフラ、資格試験対策など
- 提供形式: Webブラウザでの閲覧
- 主な機能: 全文検索、文書コピペ、ハイライト・メモ、マイリストなど
TechLibの特徴
1. 主要出版社が結集
インプレス、エムディーエヌコーポレーション、オーム社、近代科学社、翔泳社、C&R研究所、ソシム、ソーテック社、マイナビ出版、丸善出版といった技術書の主要出版社が参加しているため、書籍の質と信頼性が高いのが特徴です。プログラミング言語からクラウドサービス、AI/ML、セキュリティまで幅広くカバーしています。
2. 全文検索とコピペ対応
技術書籍サブスクで重要なのが「必要な情報に素早くアクセスできるか」です。TechLibは全文検索機能を搭載しており、複数の書籍を横断して情報を探せます。また、文書のコピー&ペーストにも対応しているため、実務での活用がスムーズです。
3. 法人契約にも対応
個人だけでなく法人契約も可能で、チーム全体のスキルアップ施策として導入できます。無料トライアル期間が法人は15日間と長めに設定されているのも検討しやすいポイントです。
どんな人におすすめ?
継続的に技術をキャッチアップしたいエンジニア
月に1冊以上読む習慣がある人なら元が取れるかなと思います。
特に以下のような方におすすめです:
- 新しいプログラミング言語やフレームワークを学習中の方
- AWS、Azure、GCPなどクラウド認定資格を取得予定の方
- AI/MLやRAGシステムなど最新技術を実務で扱う方
- 複数の技術領域をまたがって学習したい方
実務で急に必要になった技術を速習したい人
プロジェクトで急にPythonのデータ処理が必要になった、Azureのサービスを調べたいといった場合に、複数の書籍を横断検索して必要な情報を素早く見つけられます。
技術書を買う前に確認したい人
高額な技術書を購入前に中身を確認できるのも大きなメリットです。無料トライアル期間を活用して、自分に合った書籍を探すこともできます。
実務での活用例
クラウド・AI/ML分野での活用
Azure、AWS、GCPなどのクラウドサービスや、機械学習・ディープラーニング関連の書籍は高額なものも多いです。Tech Libでこれらの書籍が読み放題になれば、実務での技術選定や実装時のリファレンスとして大いに活用できます。
RAGシステム構築時の参考資料として
Retrieval-Augmented Generation(RAG)システムを構築する際、検索技術、ベクトルデータベース、プロンプトエンジニアリングなど複数の技術領域をまたがった知識が必要です。TechLibで関連書籍を横断的に参照できれば、効率的に実装を進められます。
チーム全体のスキルアップ施策
法人契約を活用すれば、チームメンバー全員が同じ技術書にアクセスでき、共通の知識ベースを構築できます。勉強会の教材としても活用可能です。
まとめ
TechLibは、月額3,080円で主要出版社の技術書が読み放題になるサービスです。全文検索や文書のコピペ対応など実務で使える機能が充実しています。単なる「読むだけ」のサービスではなく、日々の開発業務を支援するツールとして活用できます。また、企業が利用する際には、新卒研修時に教育用途として利用するのもありだなと思います。自分もまずは無料トライアルを利用したいなと思いました!
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