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サブマシン整備 w/ Ubuntu Desktop

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背景

  • 新卒から利用していたUCカード側のポイントが若干貯まっていたので、寝かすのもなー、と思いサブマシンを購入することにした
    • 外出時に利用、ブラウジングやブログ執筆等に困らない程度のマシン
    • 以前にChromebookをサブマシンにしていたが、ブラウザ駆動で全てが済むことも無く、結果ローカルアプリが少ないローカルリソースを逼迫して重たい現象が頻発
  • そういえばUbuntu 24.04 LTSがリリースされたのもあるので、Ubuntu Desktopにしたいなーと決意
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サブマシン

https://store.chuwi.jp/products/gemibook-xpro

かの教育用タブレットのやらかしで知られるChuwiのマシンがお手頃価格の割に色々搭載されていたので購入。メモリサイズを中心に選定したが、CPUも4コアでクロック数も十分とカタログスペックは文句無し。

カードのポイントをAmazonギフトカードに変換するのがポイント円換算レートで一番コスパ良かったこともあり、Amazon経由で購入。

ちなみに購入後に利用したマシンとしての感想はこんな感じ。

  • ちょっと重いけれども、持ち運び用としては許容範囲
  • 画面広々。ここが一番ポイント高い
  • キーボードも個人的には打ちやすくて好印象
  • バッテリー持ちはちょっと微妙かも。連続で5時間程持つかな、、

総じてマシンとしては買って良かったなーと思う。

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Ubuntuブート

GemiBookはデフォルトでWindows11搭載なため、一度Windowsにログオンした上で、USBからブートする様に操作を進める。事前にマシンにUSBは差し込み済として下記を実行。

  • Windowsボタンを押下、検索窓に「回復」と入力
  • サジェストされる「回復オプション」を選択
  • 「PCの起動をカスタマイズする」メニューにある「今すぐ再起動する」ボタンを押下
  • 「オプションの選択」画面が立ち上がった後に「デバイスの使用」をクリック
  • ブート対象のデバイス選択の画面に移行するので、差し込んであるUSBを選択

あとはメニューに沿ってUbuntuのインストール設定を進める。

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ここからは不定期で行ったことを雑多に整理。

キーボード設定

UbuntuをインストールするとデフォルトでMozcが入っているため、まずはMozcで英数と日本語入力切り替えのキーマップを設定する。

  • 「Mozcの設定」を起動
  • 「キー設定の選択」欄の「編集」を押下
  • IMEの有効/無効を下記の様に設定
モード 入力キー コマンド
直接入力 Ctrl Space IMEを有効化
入力文字なし Ctrl Space IMEを無効化

GemiBookは英字キーボードであったため、ちょっと面倒なコマンドにはなるがこれで切り替えが出来る様になった。

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アプリケーション整備

ブラウザ

デフォルトで搭載されているFirefoxを利用することにした。ディスプレイサーバープロトコルがWaylandになっていること起因なのか、Chromium系のブラウザは一律タッチパネルでの操作が全然効かず断念。デフォルト搭載なので結果的には特にやることは無かった。

エディタ

Snap経由でVSCodeを取得。折角なのでCode Insiders(プレビュー版のVSCode)を入れることにした。

$ snap install --classic code-insiders

Git

Snap経由ではclassicパッケージ含めGitインストールが出来なかったので、素直に本体のドキュメントに沿って apt にてインストール。ある程度低レイヤーな部分の整備は基本 apt で行うべきだな、とここで学ぶ。

https://git-scm.com/download/linux

Node.js

Zennの記事が書ける様にZenn-CLIを動かすためにセットアップ。こちらもNode.js本体のガイドラインに従う。

https://nodejs.org/en/download/package-manager

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ところで、アプリケーション整備を行う際は、個人利用でstableさよりもタイムリーに新バージョンが入ることを重視して、基本的にSnapパッケージを優先して利用する方針としていた。このあたりはDebianパッケージの管理やSnapパッケージの特性(Javaで言うFat Jar相当な認識)を抜きにした、表面的なパッケージ管理の特性に根差した決断だったが、結果的にこれは上述の通り全然上手く行かなかった。

今のところのざっくりした切り分けは、ホストのリソースを利用したり書き込んだりする、(どこまでとは表現し難いのだが)低いレイヤー部をカスタマイズするのはDebianパッケージ、基盤の上でわらわら動くアプリケーションたちはSnapから探すのが良いのかなー、と思っている。

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ご無沙汰にUbuntu機をカスタマイズ。Omakubと言うUbuntuマシンの開発環境を包括的にセットアップしてくれるスクリプト集がリリースされたらしく、ラフに叩くことにした。

https://omakub.org/

~/Downloads に資材を落とす様なのだが、Ubuntuを日本語化した結果 ダウンロード になっていたため、該当のフォルダを作成の上記載のコマンドを実行。

$ wget -qO- https://omakub.org/install | bash