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アート・オブ・プロジェクトマネジメント読書スレ
1章 プロジェクトマネジメントの簡単な歴史
読書ログ
- ブラックブック
- ボーイング社が設計やエンジニアリングの失敗から学んだ教訓を文書化して管理しているもの
- 過去の失敗から得た教訓を現代の設計者に伝えるために活用している
- 失敗を隠ぺいすることなく、自由に議論する文化が醸成される
- バランス感覚の重要性
- 独裁/移譲
- プロジェクトマネージャはチームの行動を制御したり管理する必要が時としてあるが、そもそもそうならないように作業が効率的に移譲され、協力していく体制を整わせていくべきである
- 独裁/移譲
- プロジェクトマネージャはプロセスや方法論に注力するのではなく、チームに注力すべき
- 計画や管理システムは使用すべきだが、プロジェクトの複雑さやチーム文化に応じたものであるべき
- プロジェクトの目標達成に役立つものであるべきであり、邪魔をするものではない
感じたこと
- ブラックブックは非常に有用だと感じた
- 失敗を広めることで教訓を生かすことが出来るのは感じていたが、失敗を公開し、自由に議論できる文化が醸成されるのはなるほどと思った
- 失敗から学ぶ文化は社内に広めていきたい
- 独裁/移譲のバランスについて、普段自分は移譲を心掛けており、独裁が苦手
- ただ、安定してプロジェクトを回していくには、適度にチームの行動制御や管理が必要だなと感じている
- ここのバランスは失敗から学ぶことが重要な気がしている
- プロセスや方法論にのみ目が向いていると、チームで起こっている問題の対処が難しくなる気がしている
- 結果として意味があるのか分からない作業を強いられ、チームのモチベーションが下がっていくので注意が必要