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asdf でバージョン管理環境を構築
asdf とは
asdf は、複数の言語やツールのバージョン管理を一括で管理できるツールです。
インストール
Homebrew でインストールします。
$ brew install asdf
シェルの組み込み
こちらを参考にシェルへ組み込みます。シェル起動時に asdf を読み込むように設定します。 exec $SHELL -l
でシェルを再起動します。
$ echo -e "\n. $(brew --prefix asdf)/libexec/asdf.sh" >> ${ZDOTDIR:-~}/.zshrc
$ exec $SHELL -l
########################################
# asdf
#######################################
. /opt/homebrew/opt/asdf/libexec/asdf.sh
プラグインのインストール
プラグインとして Node をインストールします。
$ asdf plugin add nodejs
利用可能なバージョンを確認
こちらのコマンドで利用可能なバージョンを確認できます。ためしに、nodejs
で利用可能なバージョンを確認します。
$ asdf list-all nodejs
...
21.5.0
21.6.0
21.6.1
21.6.2
21.7.0
21.7.1
21.7.2
21.7.3
22.0.0
22.1.0
バージョンをインストール
最新のバージョン(latest
)をダウンロードします。
$ asdf install nodejs latest
$ asdf install nodejs 22.0.0
インストール済みのバージョンを確認します。
$ asdf list nodejs
22.0.0
*22.1.0
利用するバージョンを指定
グローバルに設定
どのディレクトリでも先ほどダウンロードしたバージョンを利用できるように設定します。
$ asdf global nodejs latest
利用可能なバージョンを確認します。
$ cat ~/.tool-versions
nodejs 22.1.0
node のバージョンを確認します。
$ mkdir -p ~/Private/temp-20240512-1
$ cd ~/Private/temp-20240512-1
$ node --version
v22.1.0
ローカルに設定
一部のディレクトリのみで利用するバージョンを設定します。
$ mkdir -p ~/Private/temp-20240512-2
$ cd ~/Private/temp-20240512-2
$ asdf local nodejs 22.0.0
利用可能なバージョンを確認します。
$ cat .tool-versions
nodejs 22.0.0
node のバージョンを確認します。
$ node --version
v22.0.0
プラグインのアップデート
プラグインのアップデートします。
$ asdf plugin update nodejs
プラグインの削除
プラグインの削除します。あたりまえですが、プラグインを削除すると、そのプラグインでインストールしたバージョンも削除されます。
$ asdf plugin remove nodejs
さいごに
asdf は、複数の言語やツールのバージョン管理を一括で管理できるツールです。複数の言語やツールを利用する場合には、ぜひ導入してみてください。
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