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GitHubのHTTPS認証方法を、ベーシック認証用のパスワードからパーソナルアクセストークンに置き換える方法

2021/08/14に公開2

初めに

8/13 に、GitHub の HTTPS 認証時にベーシック認証が使用できなくなりました. git push origin <branch> した際に、ベーシック認証を使用している場合は、以下のようなエラーが出るようになっています。Mac 上での解決方法を本記事では解説します。

remote: Support for password authentication was removed on August 13, 2021. Please use a personal access token instead.
remote: Please see https://github.blog/2020-12-15-token-authentication-requirements-for-git-operations/ for more information.
fatal: unable to access 'リポジトリのURL': The requested URL returned error: 403

この記事は誰に向けたものか

Mac を使用し、既存リポジトリに対してプッシュを行いたい。
エラーが出て困っている。そんな人向け。

なお本記事は、GitHub の公式ドキュメントをベースに一連の流れを再編集した内容になっています。公式のリンクを各セクションのタイトルに付けてありますので、より詳細な情報が知りたい場合は合わせてご覧ください。

やること

  1. GitHub 上でパーソナルアクセストークンを発行する
  2. キーチェーンに登録されているパスワード情報を編集する

パーソナルアクセストークンの発行

GitHub にログインし、Settings > Developer settings > Peresonal access tokens を開く。(こちら)。トークンに渡したい権限を設定し、名前をつけてトークンを生成する。トークンの情報が作成されたら、コピーしておきましょう。

うまく設定できていると、Personal access tokens のページは以下のように表示されます。

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キーチェーンに登録されているパスワード情報を編集する

新しいパーソナルアクセストークンを作成できたら、Mac のキーチェインの情報も合わせて更新します。

  1. Spotlight で『キーチェーンアクセス』を開く
  2. github.com で検索
  3. 「インターネットパスワード」と記載されているレコードを開く
  4. 「パスワードを表示」をクリックし、表示されたパスワードをパーソナルアクセストークンで置き換えて保存

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参考

GitHub 公式から出ているトークン認証方法についての説明ブログ

Discussion

ReiyaReiya

困っていた所ドンピシャで情報が出てきました。
とても助かりました。ありがとうございます!

山本隼汰 | Hayata Yamamoto山本隼汰 | Hayata Yamamoto

おお!良かったです!GitHub も丁寧にドキュメント書いてるんですが、なかなか全部を読むのは大変ですからねー。ためになったようで書いた甲斐がありました!