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UoPeopleの単位移行制度について(Sophia / 日本の大学から)

2024/08/07に公開
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study
uopeople
社会人大学生
idea

UoPeopleの単位移行制度について

大学等で取得した単位をUoPeopleに移行したい

単位移行制度が整備されているUoPeopleでは、このように思う方がいると思います。この記事では、このような方に向けて、私自身の経験から単位移行の手続きについて紹介します。

単位移行制度について軽く触れておくと、UoPeople以外の機関で取得した単位をUoPoepleに移行することができる制度のことです。
この制度を利用することで以下のようなメリットがあります。

  • 単位取得の費用を抑えることができる
  • 卒業までの期間を短縮することができる

詳細はUoPeopleの公式サイトを確認してください。

また、この記事では単位移行の代表的な方法であるSophia Learningと、日本の大学について紹介します。また、この記事の情報は2024年7月時点のものとなります。私が単位移行を開始した1年間でも手続き等に変更がありましたので、必要に応じて最新の情報を取得するようにして下さい。

SophiaLearningからの単位移行

Sophia LearningはUoPeopleへの単位移行を行う上で、非常に代表的なものとなっています。UoPeopleともパートナーシップを結んでおり、単位移行することができるコースの紐付け情報が紹介されています。

Sophia　Learningで受講したコース一覧

SophiaからUoPeopleに移行することができるコース一覧を参考に、私は以下のコースについて単位移行を行っています。

Sophiaのコース情報 UoPeopleのコース情報 (個人的)難易度 備考
Web Programming 1 CS2205 ★ 元々プログラミングについて学習していたため、ほとんど課題のみを実施
English Composition ENGL1102 ★★★ Touch Stoneで成果物を作成する必要があるが、UoPeopleで9週間勉強＋Proctoredの試験を受けるよりは絶対に楽
Introduction to Statistics MATH 1280 ★ 大学で学習しているため課題のみを実施
Calculus MATH1211 ★ 同上
Databases 1 CS2203 ★ 同上
Art History AHIST 1401 ★★
Introduction to Philosophy / Introduction to Regional Studies Disciplinary area/Humanities ★★
Introduction to Psychology PSYC 1504 ★★★
Introduction to Environmental Sciences ENVS 1301 ★
Principles of Management Disciplinary area/Elective ★
Financial Accounting elective ★
Project Management elective ★
Ancient Greek Philosophers elective ★★

コース選択を行う際の指針としては以下の順番です。

  1. Proctoredのコース
  2. 専門科目のコース
  3. General Educationの情報から、必要なコースを選択
  4. Touch Stoneがないコース
  5. 評価数が多いコース

基本的には、「3ヶ月」など決められた期間内でできるだけ多くのコースを終了することを目的としていたため、優先順位を決めた上で最速・最短を目標として受講していきました。

Sophia Learningからの単位移行方法

大まかな流れとしては、

  • 単位修了の証明を受け取る
  • UoPeopleのポータルから登録を行う
  • 登録されたことを完了してお金を払う
    となります。以下で詳細な流れについて説明します。
  1. SophiaとCredlyを連携する

Credlyはオンラインで受講したコースや資格の取得情報のバッジを表示するサービスです。Sophiaと連携することによって、Sophiaで修了したコースの一覧を表示することができます。

  1. Credlyで単位の証明画像を取得する

まずは、以下からSend Transcriptの画面に遷移します。

すると、Send your digital academic transcriptという画面が表示され、入力を求められます。しかし、メールをCredlyから送ってもらう訳ではないので、適当に埋めてContinueをクリックします。
その後、確認画面が表示されるので、画面下にある「View Transcript」をクリックします。すると単位の取得証明画像がpdfでダウンロードすることができます。このpdfファイルをUoPeopleのポータルにて登録していきます。

  1. UoPeopleポータルで登録を行う

ポータルのAdmissions - Transfer Creditsから新しい単位移行リクエストを作成していきます。基本的には自分の情報を入力していけばよく、Sophiaの情報については以下を入力します。

  • State/U.S. Territory* -> Washington
  • Name of institution* -> ACE-Sophia

その後、Transcriptをアップロードする画面で先ほど取得したpdfファイルをアップロードして完了です。私の場合は1週間もしないうちに手続きが完了して、支払いに移ることができました。

日本の大学からの単位移行

UoPeopleでは指定された審査機関の確認を受ければ日本の大学の単位も移行することができます。特に、electiveに関してはかなり移行することができる可能性があるので、できるだけ短期間での卒業を考えている場合は試してみることをお勧めします。

日本の大学から移行した単位一覧

理学部-物理学科に通っていた都合上卒業論文などが優先的にelectiveに登録されています。

移行されたコースの登録名 credits
Thesis 8
Experiments in Physics 1 4
Experiments in Physics 2 4
Sanctity of Life and Welfare / Forefront of Made-to-Order Medicine 4
How to Think Logically / Introduction to Economics 4
Sport and Media L/ iterature and History 4
Science of Matter 1 / Science of Matter 2 / English Discussion 1 5

日本の大学からの単位移行方法

日本の大学の単位を移行するためには、大きく分けて以下の流れになります。

  1. 移行元の大学の成績証明書・卒業証明書を取得
  2. 評価機関に書類を提出
  3. UoPeopleに作成した書類を提出

移行元の大学の成績証明書・卒業証明書を取得

私の場合はオンラインで各種証明書をpdf形式で取得することができたのでそれを利用しました。この際、取得する証明書は英語のものを取得してください。

評価機関に書類を提出

NACESもしくはAICEに加盟している機関を選択して、評価してもらう必要があります。私は、先人の情報を参考にAICEに所属しているUcredoを選択しました。
また、Ucredoにて評価を依頼する場合、成績証明書・卒業証明書に加えて身分証明書を提示する必要があります。基本的にはパスポートになるかと思いますが、事前に用意しておきましょう。

UoPeopleに作成した書類を提出

Ucredoで評価された書類が到着したらUoPeopleにて単位移行を実施します。しかし、私はここが一番詰まりました。。
Sophiaでの単位移行と同じく、UoPeopleポータルから単位移行の書類アップロードをしようとしたところ、どのような選択してもアップロード画面に進むことができませんでした。そのため、私は以下のようなメールをProgram Advisorに送信して、後続のプロセスを実行できるようにしてもらいました。

  • 1通目のメール

  • 何件かやりとりした後のメール

別件でもやりとりを行なっていたため、メールが混戦しています。最初から全ての情報を開示する方が早い対応となるかもしれません。

これらのやり取りののちに、後続の単位移行プロセスを進めることができました。

まとめ

以上の情報が私自身が実際に行った、UoPeopleにおける単位移行の方法です。UoPeopleで学位を取得することを目的としている場合、単位移行は金銭的いも期間的にも非常に有効な手段ですので、活用してもらえればと思います。

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