社会人がUoPeopleで学ぶという選択肢
はじめに
2022年6月、アメリカのオンライン大学 University of the People(UoPeople)に入学し、Computer Scienceの学位取得を目指して社会人大学生になりました。
入学から最初のタームを振り返ってみます。
私について
物理学の学士を取得して卒業し、SIerにて社会人生活を開始しました。大学時代はCSやプログラムについて熱心に勉強をしていたわけではなく、あくまでいくつかの授業でPythonやCに触れたことがある程度でした。
しかし、SEとして働く中でプログラミングやインフラ構築について触れるようになり、今後のキャリアの方向性をこの方向としたい思いが強まりました。
コンピュータサイエンスをどのように身につけるか
もともと物理の学位を持っていたものの、今の仕事を進める中では知識として足りない部分が多く、体系的に理解を深めたいと考えるようになりました。
当初は書籍などで一つ一つテーマを選択しながら学習を進めることも考えましたが、体系的に学ぶことや、学位として証明したい、できれば修士/博士といった大学院への入学を見据えたいと思うようになりました。
そんな時に、社会人大学生としての道を探る中でUoPeopleと出会うことができました。
UoPeopleとは
UoPeopleは、学費がほぼ無料のオンライン大学です。コンピュータサイエンスだけではなく、MBAなどのコースもあります。
カリキュラムや学び方をよく調べてみると以下の特徴があることがわかりました。
- 完全オンラインで学ぶことができる
- CSの学位を取得することができる
- 最低限の英語の能力を身につけることができる
放送大学やUniversity of Londonなども候補として考えることができましたが、基礎からしっかりと学ぶことや費用の面を踏まえると、UoPeopleがあっていると感じたため入学を決意しました。
入学まで
UoPeopleの入学に際しては、TOEFLや英検のスコアなどで最低限の英語力を証明する必要があります。入学願書を準備した時点では、英語力の証明が非常に難しい状態であったため、数ヶ月の計画で英語力の底上げを行い、TOEIC800点ほどの状態としたタイミングで、Duolingo English Testという試験で入学要件のスコアを満たして入学が認められました。
晴れて入学
英語能力を証明することができた私は、晴れてUoPeopleに入学することができました。この記事を執筆している時点(2023年1月)で3Termが消化しているため、今後は3Termで学んだ内容や、UoPeopleで学ぶことに関する感想などの記事を上げていきたいと思います。
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