Ubuntu Server 20.04 LTSをインストールする。
はじめに
Ubuntu(ウブントゥ) とは、コミュニティ により開発されているオペレーティングシステムです。
ラップトップ、デスクトップ、そしてサーバーに利用することができます。Ubuntuには、家庭・学校・職場で必要とされるワープロやメールソフトから、サーバーソフトウェアやプログラミングツールまで、あらゆるソフトウェアが含まれています。
Ubuntuサーバーでは、ユーザーがセットアップしたものだけが動作し、それ以外はインストールされません。
長期サポート(LTS)版を利用すれば、5年間に渡りセキュリティアップデート提供されます。
(Ubuntuとは | Ubuntu Japanese Team(https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu)から引用・一部抜粋)
この記事では、Ubuntu Server 20.04 LTSをインストールする手順を紹介します。
前提
- ネットワークの「Subnet」は「192.168.10.0/24」にします。
- ネットワークの「Address」は「192.168.10.130」にします。
- ネットワークの「Gateway」は「192.168.10.1」にあることとします。
- ネットワークの「Name Server」は「192.168.10.1」にあることとします。
留意すること
- インストール画面はCUIなので、カーソルの移動は「カーソルキー」、「TABキー」、項目の選択は「SPACEキー」、決定は「ENTERキー」、キャンセルは「ESCキー」を使って操作します。
手順概要
- 言語を選択します。
- キーボードレイアウトを選択します。
- ネットワークの設定をします。
- プロキシの設定をします。
- Ubuntuのミラーサーバーの設定をします。
- ストレージの設定をします。
- サーバーのホスト名とユーザーの設定をします。
- Ubuntu Advantageのトークンを設定します。
- OpenSSHサーバーパッケージのインストールをするか選択します。
- 合わせてインストールするスナップを選択します。
- インストールが完了するのを待ちます。
- 再起動します。
- ログインします。
- シャットダウンします。
手順詳細
1. 言語を選択します。
- Englishを選択した状態でENTERキーを押します。
2. キーボードレイアウトを選択します。
- キーボードレイアウトを選択します。
選択した後、カーソルをDoneに合わせた状態でENTERキーを押します。
下の画像はキーボードレイアウトにJapaneseを選択したイメージです。
3. ネットワークの設定をします。
- TYPEがethとなっている項目を選択した状態にしてENTERキーを押します。
その後、Edit IPv4を選択した状態にしてENTERキーを押します。
-
IPv4 MethodのManualを選択した状態にしてENTERキーを押します。
-
「Subnet」、「Address」、「Gateway」、「Name servers」を入力します。
以下の画像は入力したあとのイメージです。- Subnet:192.168.10.0/24
- Address:192.168.10.130
- Gateway:192.168.10.1
- Name servers:192.168.10.1
-
Saveを選択した状態にしてENTERキーを押します。
- 設定した内容が表示されます。
Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。
4. プロキシの設定をします。
- プロキシサーバーのアドレスを入力します。
入力した後、Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。
5. Ubuntuのミラーサーバーの設定をします。
- Ubuntuのミラーサーバーのアドレスを入力します。
入力した後、Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。
6. ストレージの設定をします。
-
ストレージの設定を行います。
Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。
-
ストレージの初期設定が表示されます。
-
マウントするサイズを最大値に変更します。
TYPEが「mounted ad /」、SIZEが「49.246G」となっている項目を選択した状態にしてENTERキーを押します。その後「Edit」を選択した状態にしてENTERキーを押します。
-
SIZEに最大値を入力します。
入力した後、Saveを選択した状態にしてENTERキーを押します。
以下の画像は値を入力したあとのイメージです。
- 変更した内容が表示されます。
Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。
- ストレージの内容をフォーマットしてインストールを続行してよいかの確認が表示されます。
インストールを続けて良い場合は Continue を選択した状態にしてENTERキーを押します。
7. サーバーのホスト名とユーザーの設定をします。
- 「サーバーのホスト名」、「ユーザー名」、「ユーザーのパスワード」、「ユーザーのパスワードの再確認」を入力します。
入力した後、Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。
以下の画像は値を入力したあとのイメージです。
8. Ubuntu Advantageのトークンを設定します。
- Ubuntu Advantageのトークンを持っている場合は、Ubuntu Advantageのトークンを入力します。
入力した後、Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。
9. OpenSSHサーバーパッケージのインストールをするか選択します。
- 「Install OpenSSH server」を選択した状態にしてSPACEキーを押します。
その後、Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。
以下の画像は選択したあとのイメージです。
10. 合わせてインストールするスナップを選択します。
- 合わせてインストールするスナップがある場合、インストールするスナップを選択します。
選択した後、Doneを選択した状態でENTERキーを押します。
11. インストールが完了するのを待ちます。
- インストールが始まります。インストールが完了するのを待ちます。
12. 再起動します。
- インストールが完了すると「Reboot Now」が表示されます。
「Reboot Now」を選択した状態にしてENTERキーを押します。
- 再起動して少し待つとログインできるようになります。
13. ログインします。
- インストール時に設定した「ユーザー名」を入力してEnterキーを押します。
- Password: と表示されるので、インストール時に設定した「ユーザーのパスワード」を入力してEnterキーを押します。
- ログインすると以下のような画面が表示されます。
14. シャットダウンします。
- 以下のコマンドを実行するとシャットダウンできます。
shutdown -h now
さいごに
インストールした後は、初めに初期設定を行っておくと後々便利だと思います。
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