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Ubuntu Server 20.04 LTSをインストールする。

2022/04/04に公開

はじめに

Ubuntu(ウブントゥ) とは、コミュニティ により開発されているオペレーティングシステムです。
ラップトップ、デスクトップ、そしてサーバーに利用することができます。

Ubuntuには、家庭・学校・職場で必要とされるワープロやメールソフトから、サーバーソフトウェアやプログラミングツールまで、あらゆるソフトウェアが含まれています。

Ubuntuサーバーでは、ユーザーがセットアップしたものだけが動作し、それ以外はインストールされません。

長期サポート(LTS)版を利用すれば、5年間に渡りセキュリティアップデート提供されます。

Ubuntuとは | Ubuntu Japanese Team(https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu)から引用・一部抜粋)

この記事では、Ubuntu Server 20.04 LTSをインストールする手順を紹介します。

前提

  • ネットワークの「Subnet」は「192.168.10.0/24」にします。
  • ネットワークの「Address」は「192.168.10.130」にします。
  • ネットワークの「Gateway」は「192.168.10.1」にあることとします。
  • ネットワークの「Name Server」は「192.168.10.1」にあることとします。

留意すること

  • インストール画面はCUIなので、カーソルの移動は「カーソルキー」、「TABキー」、項目の選択は「SPACEキー」、決定は「ENTERキー」、キャンセルは「ESCキー」を使って操作します。

手順概要

  1. 言語を選択します。
  2. キーボードレイアウトを選択します。
  3. ネットワークの設定をします。
  4. プロキシの設定をします。
  5. Ubuntuのミラーサーバーの設定をします。
  6. ストレージの設定をします。
  7. サーバーのホスト名とユーザーの設定をします。
  8. Ubuntu Advantageのトークンを設定します。
  9. OpenSSHサーバーパッケージのインストールをするか選択します。
  10. 合わせてインストールするスナップを選択します。
  11. インストールが完了するのを待ちます。
  12. 再起動します。
  13. ログインします。
  14. シャットダウンします。

手順詳細

1. 言語を選択します。

  • Englishを選択した状態でENTERキーを押します。

2. キーボードレイアウトを選択します。

  • キーボードレイアウトを選択します。
    選択した後、カーソルをDoneに合わせた状態でENTERキーを押します。
    下の画像はキーボードレイアウトにJapaneseを選択したイメージです。

3. ネットワークの設定をします。

  • TYPEがethとなっている項目を選択した状態にしてENTERキーを押します。
    その後、Edit IPv4を選択した状態にしてENTERキーを押します。
  • IPv4 MethodのManualを選択した状態にしてENTERキーを押します。

  • 「Subnet」、「Address」、「Gateway」、「Name servers」を入力します。
    以下の画像は入力したあとのイメージです。

    • Subnet:192.168.10.0/24
    • Address:192.168.10.130
    • Gateway:192.168.10.1
    • Name servers:192.168.10.1
  • Saveを選択した状態にしてENTERキーを押します。

  • 設定した内容が表示されます。
    Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。

4. プロキシの設定をします。

  • プロキシサーバーのアドレスを入力します。
    入力した後、Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。

5. Ubuntuのミラーサーバーの設定をします。

  • Ubuntuのミラーサーバーのアドレスを入力します。
    入力した後、Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。

6. ストレージの設定をします。

  • ストレージの設定を行います。
    Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。

  • ストレージの初期設定が表示されます。

  • マウントするサイズを最大値に変更します。
    TYPEが「mounted ad /」、SIZEが「49.246G」となっている項目を選択した状態にしてENTERキーを押します。その後「Edit」を選択した状態にしてENTERキーを押します。

  • SIZEに最大値を入力します。
    入力した後、Saveを選択した状態にしてENTERキーを押します。
    以下の画像は値を入力したあとのイメージです。

  • 変更した内容が表示されます。
    Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。
  • ストレージの内容をフォーマットしてインストールを続行してよいかの確認が表示されます。
    インストールを続けて良い場合は Continue を選択した状態にしてENTERキーを押します。

7. サーバーのホスト名とユーザーの設定をします。

  • 「サーバーのホスト名」、「ユーザー名」、「ユーザーのパスワード」、「ユーザーのパスワードの再確認」を入力します。
    入力した後、Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。
    以下の画像は値を入力したあとのイメージです。

8. Ubuntu Advantageのトークンを設定します。

  • Ubuntu Advantageのトークンを持っている場合は、Ubuntu Advantageのトークンを入力します。
    入力した後、Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。

9. OpenSSHサーバーパッケージのインストールをするか選択します。

  • 「Install OpenSSH server」を選択した状態にしてSPACEキーを押します。
    その後、Doneを選択した状態にしてENTERキーを押します。
    以下の画像は選択したあとのイメージです。

10. 合わせてインストールするスナップを選択します。

  • 合わせてインストールするスナップがある場合、インストールするスナップを選択します。
    選択した後、Doneを選択した状態でENTERキーを押します。

11. インストールが完了するのを待ちます。

  • インストールが始まります。インストールが完了するのを待ちます。

12. 再起動します。

  • インストールが完了すると「Reboot Now」が表示されます。
    「Reboot Now」を選択した状態にしてENTERキーを押します。
  • 再起動して少し待つとログインできるようになります。

13. ログインします。

  • インストール時に設定した「ユーザー名」を入力してEnterキーを押します。
  • Password: と表示されるので、インストール時に設定した「ユーザーのパスワード」を入力してEnterキーを押します。
  • ログインすると以下のような画面が表示されます。

14. シャットダウンします。

  • 以下のコマンドを実行するとシャットダウンできます。
shutdown -h now

さいごに

インストールした後は、初めに初期設定を行っておくと後々便利だと思います。

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