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MacでHomebrewを使用せずにGoをセットアップする
Homebrewは便利ですが、時々Goとは直接関係ないXcodeをアップデートしろとMacに怒られ10分以上待たされることがしばしばあります。
10分もあればHello World!
が何回も書けますね。。
そんな時間が勿体ないと感じる方向けにGo公式のArchiveからローカルにインストールする方法を紹介します。
ローカルのMacにGoをインストール済みの場合
全て消してください。
# Homebrewの場合
$ brew uninstall go
GOROOT, GOPATHを環境変数として設定済みの場合は.zshrc
or.bashrc
or .profile
から設定の記述を削除し、ディレクトリも削除します。
# GOROOT設定されているか確認
$ echo $GOROOT
# 設定されていたらディレクトリ削除、GOROOT設定されていない場合は不要
$ rm -rf $GOROOT
# GOPATH設定されているか確認
$ echo $GOPATH
# 設定されていたらディレクトリ削除、GOPATH設定されていない場合は不要
$ rm -rf $GOPATH
環境変数削除
# GOROOT,GOPATHの設定箇所削除
$ vi ~/.zshrc
ローカルのMacにGoをインストール
Go公式のLinuxのインストール方法と同じやり方で行います。
ローカルにGoをインストール(go1.21.1の場合)
intel Mac
wget https://go.dev/dl/go1.21.1.darwin-amd64.tar.gz
sudo rm -rf /usr/local/go && sudo tar -C /usr/local -xzf go1.21.1.darwin-amd64.tar.gz
M1, M2 Mac
wget https://go.dev/dl/go1.21.1.darwin-arm64.tar.gz
sudo rm -rf /usr/local/go && sudo tar -C /usr/local -xzf go1.21.1.darwin-arm64.tar.gz
Linux
wget https://go.dev/dl/go1.21.1.linux-amd64.tar.gz
sudo rm -rf /usr/local/go && sudo tar -C /usr/local -xzf go1.21.1.linux-amd64.tar.gz
.zshenv
or.bashrc
or.profile
にPATHを追記する。
vi ~/.zshenv
追記内容
# GOROOT, GOPATHはgoコマンド内部でしか使用しないので設定不要
# go envで見るとシェルに設定しなくても、goコマンド内部で設定されていることが確認できる
export PATH=$PATH:/usr/local/go/bin
# go installを実行した際のGo製バイナリのインストール先
export PATH=$PATH:$HOME/go/bin
インストール確認
$ go version
go version go1.21.1 darwin/amd64
Goの複数バージョン管理(おまけ)
以下を参考に公式のやり方でできます。
https://go.dev/doc/manage-install
インストール後vscodeの左下のGo 1.xx.x
をクリックし、Choose Go Environment
からバージョン切り替えできます。
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