心理カウンセリング用語まとめ(NLP)
概要
会社の中でも心理的なコミュニケーションが重要視される場合があると思い心理学を勉強中です。
その中で面白かったNLPというカウンセリング手法に関して、用語が色々出てきたのでここでまとめておきます。
参考書籍
NLPカウンセリング・システムセラピー入門
用語
NLP
Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング) の略語です。
簡単に言えば、1970年代に著名な心理療法士(ミルトンエリクソン,バージニア・サティア,フレデリック・パールズ)のコミュニケーションに注目しパターン化したものです。
このパターンで特殊なものとしては下記の2点だと思います。
- 人の心をプログラムと捉えて、考える
- カウンセリングではこれまでの手法も合わせて、様々な手法を用いて「プログラムの書換」を目指す
この考え方のもとに下記のような手順を踏んで治療を行います。
- 目標設定 :目標(アウトカム)を明確にする
- 傾聴・質問 :現在の状態の確認
- 働きかける :介入を選択し、観察する
- 構成する :観察した結果をもとに更に介入する
- フィードバック :ゴールに至る
アウトカム(目標)
NLPでは初期の段階で設定する目標のことをアウトカムと表現します。
これは、「現在の自分」と「理想の自分」を明確にして、その差を埋めていくことを治療の目標としてはっきりさせることになります。
TOTEモデル(テスト-操作-テスト-退出)
これは目標達成を表したモデルです。
流れとして 「テスト>操作>テスト>終了」 というものを表していて、NPLカウンセリングの形をよく表しています。
重要なのは 失敗は存在しない という部分です。あくまでもテストなので 「うまく行かなかった場合もうまく行かない事がわかった。」 と理解して先に進んでいきます。
また、あくまでもテストなのであらゆる方法を試すことも可能になっています。
ラポール(つながり)
心理カウンセリングではよく使われる言葉なのですが、相手とのつながりを示す言葉として使われます。
カウンセリングではカウンセラーと患者の間で深いつながりを作ることで安心して、相談できる状態を構築してカウンセリングを実施します。
特に、カウンセリングの初期ではラポールの構築と患者の状態を確認することに大きく時間をさきます。
相手とラポールを深く築けないと良いカウンセリングは実施できません。
センタリング(中立状態)
カウンセラーが自身の内面を整え、感情や思考に囚われずにクライアントと向き合うための状態を指します。これにより、カウンセラーは客観性を保ち、クライアントの言葉や非言語的なサインを正確に捉えることができます。
ページング
クライアントの行動や状態(姿勢、呼吸、声のトーン、言葉遣いなど)に合わせて、カウンセラーが自身の行動や状態を調整することです。これにより、クライアントとの間に無意識的な同調関係(ラポール)を築き、信頼感を深めることができます。
ミラーリング
ページングの一種で、クライアントの身体的な動きや姿勢、表情などを鏡のように真似ることで、無意識的な同調を促し、ラポールを深めるテクニックです。ただし、不自然にならないように注意が必要です。
効果的質問(EQ)
クライアントの思考や感情を深掘りし、新たな視点や気づきを促すための質問技法です。単なる情報収集ではなく、クライアント自身が問題解決の糸口を見つけられるように導くことを目的とします。
メタモデル
クライアントの言葉の背後にある情報(省略、歪曲、一般化など)を明らかにし、より具体的な情報や意味を引き出すための質問技法です。これにより、クライアントの思考パターンを理解し、問題解決に役立つ情報を得ることができます。
エポケー(棚に上げる)
カウンセラーが自身の先入観や判断を一時的に保留し、クライアントの言葉や体験をありのままに受け止める姿勢を指します。これにより、クライアントは安心して自己開示ができ、カウンセラーはより客観的にクライアントを理解することができます。
傾聴
傾聴
クライアントの話に耳を傾け、その内容だけでなく、感情や意図までを理解しようとすることです。
アクティブリスニング
傾聴の一種で、クライアントの話を積極的に聞く姿勢を示すことです。相槌を打ったり、要約したり、感情を読み取って伝え返したりすることで、クライアントは理解されていると感じ、安心して話すことができます。
ディープリスニング
アクティブリスニングよりもさらに深く、クライアントの言葉の裏にある無意識のメッセージや、言葉にならない感情、価値観などを感じ取ろうとすることです。クライアントの全体像を理解するために重要なスキルです。
この文章はAIによって加筆・完成されました。
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