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SendGridで無料でメール配信をやってみる

2022/03/06に公開

背景

一般的なメール配信サービスとしてSendGridを利用してみます

SendGridとはサーバ構築不要で簡単にメール配信できるサービスです。
AWSやAzureなどでは基本的にメールサーバを構築することはできません。
これは、迷惑メールなどの利用を制限する目的です。

ですので、一般的にはSendGridなどのサービスを利用して運用するのが一般的です。

https://sendgrid.kke.co.jp/about/

手順

アカウント作成

右上の無料で始めるをクリックします

メールアドレスを入力します

登録したメールに下記のようなメールが受信するので、ユーザ情報を登録をクリックします。

個人情報を細かく入力します

作成したアカウントでログインすると、下記のようなダッシュボードが表示されます。

独自ドメインを登録する

下記のドキュメントを参考に進めます。
https://sendgrid.kke.co.jp/docs/Tutorials/D_Improve_Deliverability/using_whitelabel.html

Sender Authentication>Domain AuthenticationGet startedをクリックしてください。

DNS hostは利用しているドメインのホストを選択してください

利用するドメイン名を設定してください。

設定が必要なテーブルが表示されます。
この設定をドメイン側に設定してあげてください。

Cloud DNSならこんな感じです。

設定が完了したらverifyをクリックします。
こうなったら利用可能。

Single Senderを登録する

Single Sender Verification>Verify a Single Senderをクリックしてください。

上部のメールアドレスの周りは、先程のドメインを利用したメールアドレスを指定し、下部は自分の住所などを設定してください。

独自ドメインを利用する場合は、これだけで設定が完了します。
※存在するメールを利用したい場合は、ここでメールを受信しての認証をする必要があります。

API Keyを取得する

SMTPを利用してメール配信する場合はパスワードがAPI Keyとなります。
そのため、APIKeyを作成して取得します。
サイドバーのSettings>API Keysををクリックします。

右上のCreate API Keyをクリックします.

判別できる名前をつけてFull Accessで作成します。
下記の画面が表示されたら、コピーして大切に保存してください。

以上で、API Keyの取得は完了です。

SMTP設定を取得する

最後にSMTP設定を取得します。
一旦試すだけであれば、下記のリンクを参考に設定すれば問題なく利用できます。
https://support.sendgrid.kke.co.jp/hc/ja/articles/204187885-SMTPの接続情報を教えてください-

サーバ名 :smtp.sendgrid.net
ポート番号※1 :25 / 465 / 587 / 2525
ユーザ名 :apikey ※2
パスワード :生成したAPIキー ※3

[余談]ZabbixからSendGridメールを送る設定

下記のような設定でメールを送信できます。

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