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エンジニアが「初めての多肉植物」を読んだ

2023/07/15に公開

はじめに

完全な趣味で「初めての多肉植物」という本を読みました。
メモらないと忘れてしまうため、ここに残します。

https://amzn.to/3PW058x

全体の感想

多肉植物と一言で言っても多種多様な種類が存在しています。
また、成長期が異なる場合があり、どの時期にしっかりと水やりをして、どの時期は控えたほうが良いなどの育て方自体がそれぞれで異なります。
サボテンだからといって水をやらずに育つものではないのです。

本の内容

購入するときの注意点

  • 基本的に虫や病気にかかっていないものを選びましょう。
  • 根にはねじらみの可能性があるため、購入後に一度抜いて確認をしましょう。
  • 買う時期は成長期直前、休眠直前は特に避けましょう
  • 学名がわかるものを買いましょう。分からないと水やりのタイミングなどがわからないためです。
  • よくしまったものを買う
  • 夏型は暑い時に育つ(アガベ、カランコエ、アロエ、アデニウム、ノリナ、サンベリア)
  • 冬型は寒い時に育つ(コノフィッム、リトープス、アエオニウム、ダドレア)
  • 春秋型はほどほどの気温の時に育つ(ハオルシア、セネシオ、エケベリア)

基本知識

  • 基本的に夏型と冬型、春秋型の3種類に分けられる。

  • 例えば夏型は夏に成長するため、夏には水をたくさん上げる。

  • 逆に冬場などに冬眠期となるため、水を控える。(種類によっては全くあげない)

  • サボテンとユーフォルビアは形が似てるが国が違う

  • 気功が少ないため、スプレーで水を上げても吸わない

  • 水を上げる場合は、溢れるほど水を上げて、水が乾燥して数日後に水を上げるを繰り返す。

  • 下側の器に溜まってしまった水は捨てる

  • 購入後の最初は朝だけ光が入る程度の場所に1ヶ月ほどおく

  • 基本的には夏の直射日光を当てない

    • 白いもふもふは逆に直射日光を遮るためのものなので直射日光でオッケー。光が強いと萎んだり赤茶色になる。
    • 低温に弱い場合が多い、基本的に0度以下にならないようにする、暑い場合は冷房もあり。
  • ナナシは基本育てやすい。(名前が明記されていない植物は育てやすい)

  • 水は成長期に与えること

    • 表土が乾いて数日後に与えるイメージ、あげる時は床面が濡れるほどしっかり与える
    • 冬眠期は控えめに与えるか断水(断水が無難、腐る場合もあり)する。
  • 肥料は植え替え時に与えるマグァンプkやスーパーロングなどの暖効性肥料でよい。

  • 無肥料の場合は成長期にハイポネックスを2000倍に薄めて与える。

鉢替え

  • 子株は一年から二年に一度、大株なら二年から三年に一度植え替えを行う。
  • 植え替え時期は成長期の前
  • サボテンは根腐れしやすいので頻繁に行う。(二倍程度)

根が細いタイプ

  • 実施する一週間前から水やりを止める。
  • 古い土は落として長すぎる根っこは切る(半分ほど)
  • 日陰で3-4日ほど乾かす(根がなくても良い)
  • 乾いた用土に植える(一週間は水やりを控える)

根が太いタイプ

  • 鉢から抜いた茎は乾かさずにすぐに植え付ける
  • 水やりは一週間後
  • 根を破損すると腐る場合があるため、切らない

増やし方

挿し木

  • 幹部分を切断して増やすやり方
  • 基本的に切断上向きにして一週間ほど乾かす
    • アエオニウムとセネシオは乾かさずにすぐに植える
  • 一週間後に植え付けて、植え付け後一週間後に水やりを実施する

葉挿し

  • 葉を切り取って増やすやり方
  • 葉をもぎって水やりをせずに用土においておく
  • 混ざる可能性もあるので、わかりやすいように札を立てると良い
  • 一人前の形になってきたら植え替えを行う

根伏せ

  • 植え替え時に実施する
  • 太い根を2-3本切り取る
  • 5mほどだして植え込む
  • 風通しが良い、半日陰にて管理する

株分け

  • 大きくなった株を自然に分けられる部分で分ける
  • 硬い場合はナイフで切り分ける
  • 切り分けた部分は乾かすか殺菌剤を塗って植え込む
  • ネジラミやねがれがひどい場合は挿し芽にしてください。

種まき

交配

  • 交配したい株を選ぶ
    • 同時に花が咲かない場合はカプセルに入れて冷蔵しておく
  • 筆に花粉をつける
  • 雌しべに花粉をつける。
  • 受粉させた雌しべには札を付ける
  • 種が膨らみ始めたら溢れる前に刈り取って種を取る

種まき

  • 白い紙の上で種を取る
  • 茶こしなどでゴミとよりか分ける
  • まき床を用意する 養分のないバーミキュライトを湿らせて利用
  • 均等に種をまく
  • 乾かさないように管理をして直射日光を避ける
  • 1年待つ場合もあるため気長に待つ
  • 植え広げをして2-3ヶ月たったら鉢に植え替える
  • 半年ほど経ち大きくなったら個別の鉢に移す

接ぎ木

  • サボテンなどで可能
  • 葉緑素がなくなったサボテンなどを接ぎ木して鑑賞できるようにする。

種類

ベンケイソウ科

  • エケベリア:ロゼット状の葉(ラコロなど)
  • セダム:色々な葉の形を持つ(虹の玉など)
  • クラッスラ:様々な形を持つ(小夜衣など)

ツルナ科

  • コノフィッツム:2つの葉が合体して一つのたまのような形(玉彦など)
  • リトープス:玉型(日輪玉など)
  • デロスペルマ:丈夫(スファルマントイデスなど)

アロエの仲間

  • アロエ:ロゼット状に葉を広げる(ブロミーなど)
  • ハオルシア:軟葉系と硬葉系に分けられる(オブツーサ、冬の星座など)
  • ガステリア:放射状に葉が広がる(アームストロンギーなど)

リュウゼツラン科、パイナップル科

  • アガベ:厚くて硬いトゲのある葉(王妃雷神黄中斑など)
  • ディッキア:固くて鋭い棘をもつ(ゴエリンギーxアリゾナなど)
  • チランジア:根がないエアープランツ(イオナンタなど)
    • 基本的に水をやらなくても育つと言われているが間違え
    • 冬に弱く夏場に成長する
    • 屋外などでも生育する
    • 肥料などを含んだ水をかけたり霧吹きで与える

サボテン

  • ウチワサボテン:茎が平たいサボテン(金鳥帽子など)
  • 柱サボテン:メキシコなどでよく見られる柱状のサボテン(麗光丸など)
  • 玉サボテン:体が球状に丸くなったサボテン(金晃丸など)

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