フリーランス化してみた話

2022/12/01に公開

概要

令和4年11月30日を持ちまして、9年ほど務めた会社を退職させていただきました。
その後、フリーランス化してみましたので、色々お聞きした内容や実施したことなどをかんたんにここにまとめておきます。
個人的なお話も混ざっていますが、参考になれば幸いです。

退社の理由

独立が目的

大前提として、私自身いつか 自分一人で仕事をやったり起業したりしたい と考えていました。
多分ですが、自宅が自営業なのもの関係しているのかもしれないのですが、結婚して子供もいる状態でしたので自分がいかに安全に独立に進むことができるかを模索していた状態でした。

面接を始めたきっかけ。

まぁ仕事をしていれば何かしらあると思いますが、個人的に少し嫌な事がありました。
これについては詳細の説明を避けますが、改善がしばらく難しい状態であり、改善は難しい問題でした。

しばらくの方向性としては しばらく我慢しながら、業務を行いながら後進を育てる しかないという状態で少しストレスを貯めていくという状態が続きました…

そんな中でストレスを発散する手段として、 転職を検討し、会社や人と面談を行う という方法を取ることになりました。
ストレスの原因として 自身が大きく会社に依存していること が大きな原因になっていたので、 「会社への依存性を下げてストレスを逃がす」 方法をとったわけです。

ちなみに面談は今色々と話題なmeetyで実施していました。
https://meety.net/

元フリーランサーさんと面談

そういった面談の中で 元々フリーランスとして活躍されていた人との面談 を行うことになりました。
その中で 「フリーランスエンジニアはエージェントに登録して業務を探すことも可能」 という事を知りました。

私自身、フリーランスは基本的に企業から直接仕事をもらうというのが基本だと思っていたので非常に驚きました。
色々と探してみると、エージェントは数十社あり、そういった営業を個人で行っている人も非常に多い事 がわかりました。

エージェントにコンタクト

フリーランスエージェントを大雑把にリストアップして5-6社程度お話を聞くことにしました。
下記がざっくりとリストアップしたリストになります。

リストアップしたエージェント
geechsjob(ギークスジョブ)
フォスターフリーランス
Midworks(ミッドワークス)
フリエン
at engineer (アットエンジニア)
レバテック
PE-BANK
DYMテック
ITプロパートナーズ
フューチャリズム
クラウドテック
エミリーエンジニア
FREE-DA
ポテパンフリーランス
TECH STOCK
PMO NAVI
Furien(フリエン)
ランサーズエージェント

ミーティングの中で確認をする項目は下記の様な項目です。

  • どの程度の手取りになるのか?(価格感)
  • エージェント側はどの程度のマージンになるのか?(手数料)
  • 条件にあう、案件数はどの程度か(安定性)
  • 案件数に対して、どの程度契約が決まるか?(安定性)

※下記は私がエージェントの営業に確認した部分の抜粋になりますので、全てが正しいわけではないかと思います。参考程度にしていただければと思います。

どの程度の手取りになるのか?(価格感)

スキルと役割によって大きく変わってくるようです。
役割別だと大雑把に下記のようなベースでした。

プログラマ:40万以上
システムエンジニア:60万以上
プロジェクトマネージャ:75万以上

プログラマでも高い技能がある場合はCTOに近い役職になるため、100を超える場合もあるようですが、最低ラインはこのようなイメージなようです。

エージェント側はどの程度のマージンになるのか?(手数料)

手数料は確認できたところで10%程度のようです。
ただし、会社によっては30-40という小規模の案件の場合にはパーセント計算をすると価格が安くなってしまうため、小規模案件の場合は固定でマージンを取るなどとり方が異なる会社もあるようです。

条件にあう、案件数はどの程度か(安定性)

案件数は私はPM案件を確認しましたが200は平均的に存在しているので心配はないとのことでした。
余談ですが、案件は1月10月開始が最も多く、出始めるのは2~1.5ヶ月前から出始めるというお話でした。

私はフルリモートの案件で探しておりましたが、それでも数十件あるので条件を絞らなければあまり心配する必要はないかもしれないです。

案件数に対して、どの程度契約が決まるか?(安定性)

最初に案件受注の流れも理解する必要があるため、下記で確率も含めて説明いたします。

1. エージェントが要望に応じて、案件を探してきてくれる。
2. 案件に対して面談を受けるかをエージェントに回答する。
3. エージェントがこちら側の条件を送って面接を申し込む。
4. 面接が成立する(3割程度)
5. 面談の実施
6. 面談の結果、会社側からOKが出る(3~2割程度)
7. 案件が成立

こちら側の書類を送って面談が成立する割合が3割程度で面談の結果がOKとなるのが3~2割程度ですので、 全体で言えば1割程度の確率で案件を得る事 ができます。

退職の決定

調査した結果、なんとか生きていけそうなニュアンスを得たので会社側に相談をしました。
私の方でも色々と業務を抱えていたので抜けることに不安はありましたが、将来的な展望などもお話させていただき退職させていただく報告でまとまりました。

フリーランス活動

私は調査していたエージェント会社から3社ほど選定をさせていただき、同時に選考をすすめることとしました。
2社は業界大手で、1社はベンチャーに強いエージェント様でした。

ここで注意なのですが複数社で先行を進める場合はお互いの情報を共有してあげる必要がありますのでご注意ください。
営業方法や先方への伝え方などが変わってくるようです…決まったあとに伝えると担当の営業さんが困ってしまいます…

私は1週間で15社ほど面接させていただき3-4社ほど合格をいただき、無事に案件が決定いたしました。

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