精神病の種類"
概要
精神の病についてまとめる
参考とした本
精神病の種類
うつ病・双極性障害
かつて気分障害と言われた病気、躁状態とうつ状態を行き来する場合や、定期的にうつ状態となる場合がある。
気分が落ち込む場合が定期的に現れ、長期(2年以上)にわたって続く場合は、うつ病と診断される。
動物実験では学習された無力実験を行うと動物はうつ状態となるため、似たような状態が続くと発病すると考えられる。
不安症・不安障害
病的な不安として分類される病気で、パニック障害・恐怖・予期不安などに分類される
パニック障害
身体病状を伴う病状が発作的に繰り返される病気。
症状は発汗、頻脈、呼吸促迫、動悸、下痢、めまい、尿意、吐き気などがある。
これらの症状が突発的に襲ってきて、10分程度で落ち着く。
またこの現象が続くのではないかという予期不安が起こる。
恐怖症
対象の場所や状況に不合理なおそれをいだき、それを避けることで生活に支障をきたす病気。
社交恐怖症、広場恐怖症、特定の恐怖症、全般性不安障害などがある。
特定のものに対して発病する場合もあり、血液や動物、自然環境などを恐れる恐怖症もある。
強迫症・強迫性障害
強迫症では、不安を発生させる強迫観念と、それに対する強迫行動がある。
強迫観念は自信の内面的なイメージであり他者からは気づかれにくいが、強迫行動は「汚れが気になるので過剰に手洗いをする」など行動を伴うため気づかれやすい。
醜形恐怖症
他人と比較して自身が醜いと感じる病気。
本当に些細な小さな違いなどが気になり、それを異常と捉えたりする。
ためこみ症
不要なものを回収して溜め込む病気。
捨てられない理由として、自身の体の一部を捨てることになると感じるためである。
抜毛症
他人が気づくほど、自分の髪を抜くことが続く病気。
皮膚むしり症
自分の皮膚、爪などむしり取る病気。
心的外傷・ストレス関連障害
トラウマが原因で発病する病気。
回想、悪夢、フラッシュバックなどトラウマに関連する刺激に対する過剰な反応がある。
統合失調症
幻覚、妄想を主なる症状とする病気。
支離滅裂な思考が繰り返される、思考が途中で止まってしまう、意図や感情が伴わない特定の思考の繰り返しが見られる。
パーソナリティ障害
見方や感じ方、他者の関わり方に異常な偏りがあり、それが本人や他者の苦痛となる病気。
パーソナリティは日本語訳では性格の意味で、偏った性格をパターンごとに分けて分類している。
※ただ性格というのは少し神聖な意味や治らないイメージが有るため、英語読みのパーソナリティで表現する。
依存症
なにかの行為や他人、ものに依存する病気。
一般的なアルコール依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症などがある。
また、人への依存症である関係依存、性依存などもある。
睡眠障害
睡眠に関する問題が続く病気。
一般的な眠れない状態である不眠症、逆に睡眠しすぎる過眠症などがある
また、悪夢障害、夜鷹症などもある。
ひきこもり・非行・摂食障害
青年期に見られる精神障害
非行は精神障害の初期症状と考えられている。
認知症
脳の外傷や廊下により脳機能全般が低下する病気。
Discussion