エンジニア新人視点の大企業と小企業
概要
私も少し歳を取って、大中小と色んな会社を見てきたので、初心に戻って記事を書いてみる。
今回は具体的にエンジニア視点からどんな会社に入るといいよって話を書く。
大企業
日本のという前置詞がつくかもしれないが、日本の大きな会社をいくつか見てきた。
結論として、大企業はあまり技術を重視していないため、どうしても人の管理に寄ってしまう。
理由として大きな企業は、たくさんお金を稼ぐ必要がある。
そうなると、一人で実施できるプログラミングや実装・テストには限界が出てきてしまう。
その結果として、そういったエンジニアをまとめられる管理者・管理職を欲しがる性質がある。
例えばあなたが大きな企業に入ったとしても技術につかれるのは、最初の1、2年くらいで、そのときは派遣や外部の囲まれて覚えさせられる。
その後はグループ長や課長など、そういった人たちにまとめる人になるように求められる。
大きな企業体ではもちろん「何でもできればいい」と思うが「人の管理だけできていれば」それなりに評価されるだろう。
新人として入った場合
新人として入った場合、最初は技術を学ぶことができるが、その後は人の管理に移ることが多い。
技術ではなくコミュニケーションスキルを磨くことが求められる。
給与はそれなりに高いが、先進的な意見は求められないかもしれない。
中企業
ちゅうくらいの企業は、大企業と小企業の中間に位置する。
なので基本的には大企業方式でうまく回すために努力したがる。
しかし、現場側からは実態の意見が上がりなかなか混乱する。
例えば上の意見が強いと、人の管理のメンバーだけに注力しうまく回らなくなったり、
逆に現場の意見が強いと技術者ばかり集まりコミュニケーションが取れなくなってしまう。
まさしく混乱や混沌との中で、1年とか半年単位で方針が変わり苦しくなることもあるだろう。
逆に言えばメンバーもそこまで結論は見えていない中で努力しているので、ここでは成果を出しやすかったりする。
新人として入った場合
上の人の意見に寄ってしまうことが多いが、現場の意見を取り入れることができる。
ただ、求められるスキルが昨日と今日で変わることがある。
給与は大企業よりは低いが、技術者としての評価はされる場合もある。
小企業
小企業はそもそも売上がやばい、立場もない。
そのため、御用聞き担ってしまいがちである。
現場で求められるのは技術的な視点が多いが、販売を上げるためには全体を見る必要がある。
一人の社員としてではなく一人の社長みたいな形の判断が求めれ等る場合がある。
もし、根っからの技術者の場合はその仕事が把握しきれないためにかなり苦しむことがある。
新人として入った場合
現場での結果を求められる。
これは技術的にも、コミュニケーション的にもすべてを求められる。
まとめ
こうやってまとめてみると、技術者は技術力だけを求められるわけではない。
大きなソフトウェアを作ることは他社とコミュニケーションをとってうまくまとめる事が必要である。
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