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debianでパッケージをインストールするときのコマンドは何なのか?
背景
何かパッケージをインストールする場合に何気なく実行しているコマンドの意味を理解してみる。
今回の対象はgcloudをdebian系にインストールする場合のコマンド。
詳細は下記
コマンド
sudo {command}
command
をスーパーユーザや特定のユーザで実行するコマンド。
オプションで実行するユーザを指定しない場合は、スーパーユーザで実行される。
apt-get install {target package}
debianやUbuntuで利用されるパッケージ管理コマンドapt-get
。
apt-get install
でtarget package
をインストールできる。
echo "{text}"
text
を標準出力に書き出すコマンド
tee {file}
標準出力で出力された内容をfile
に書き出すコマンド
-a
オプションを有効にすると上書きされる。
下記はechoにて出力された文字列をパイプで受け取って、aaa
というファイルに書き出している。
$ cat aaa
aaa
$ echo "this is pen"|tee aaa
this is pen
$ cat aaa
this is pen
$ echo "this is pen"|tee -a aaa
this is pen
$ cat aaa
this is pen
this is pen
curl {url}
url
へhttpリクエストを送るコマンド。
apt-key
aptがパッケージ認証するのに使用するキーを管理するコマンド。
余談:廃止予定
下記の記事によると2022年の中頃に廃止予定
とのこと。
変わりの方法として/etc/apt/trusted.gpg.d/
にキーを個別ファイルとして置く方法が推奨される様子。
ディレクトリ
/etc/apt/sources.list.d/
apt update
などを利用した場合にに参照されるファイルでパッケージがホスティングされているサーバが書き込まれているらしい。
RaspberryPiだと下記のような設定が入っている
$ cat /etc/apt/sources.list.d/raspi.list
deb http://archive.raspberrypi.org/debian/ bullseye main
# Uncomment line below then 'apt-get update' to enable 'apt-get source'
#deb-src http://archive.raspberrypi.org/debian/ bullseye main
フォーマットは下記にあった。
deb [ オプション ] uri スイート [コンポーネント1] [コンポーネント2] [...]
{スイート}
はアーキテクチャっぽい。
先程の例ではbullseye
が指定されているがこれはDebianのバージョン名らしい。
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