技術記事をバズらせ承認欲求をウハウハ満たしつつもエンジニアとしてセルフブランディングするハッピーな方法
なぜバズについて無名のぼくがいろいろ語ってもいいのか
こんにちは。
趣味ではてな匿名ダイアリーで 1000ブクマがつく記事 を量産している者です。
自分で言うのもなんですが、匿名で1000ブクマを量産というのはすごいんです。とてもすごいです。なぜなら匿名なので毎回ゼロスタートだからです。
どの記事かは言いません。文体も違います。ちなみに「はてな匿名ダイアリー」というのは、技術記事とは全然関係のない匿名サイトです。見ないほうがいいです。
この記事の主目的は、ぼくがはてな匿名ダイアリーに何かを記述するという行為を永久に封印することです。あれは人生の無駄です。
なので、ぼくの正体と、そして文体をしっかりとバラせば、今後はきっと書かなくなると思うのです(commitment device)
そしてサブ目的が「どうやって技術記事をバズらせるかのトリック」を、読者の方に提供することです。人に広まれば広まるほど、ぼくが匿名で記事を書くことへの抑止力になると思っています。
この記事が鳴かず飛ばずのせいで説得力皆無になる可能性はおおいにありますが、まあそれはそれ、これはこれです。
Give & Takeでいこうと思います。よろしくおねがいいたします。
バズのこころ5つ
5つあげました。すべて身につければ百戦危うからずであると思います。ちょっとダブりもあります。
1. おのれの承認欲求をうけいれる
記事を書くのは、承認欲求によるところが大きいです。それがすべてではありませんが、大きなウエイトを占めていると思います。
- 称賛されたい
- 知られたい
- 崇拝されたい
だいたいこんなところです。究極的にはみんなフォロワー(崇拝者)がほしいのだと思います。まずはこの重大な事実を受け止めるところからはじめるとスッキリします。
われわれはみんな愛されたいのです。ちょうどイイネはハートマークですし、われわれはラブがほしいのです。
承認欲求を受け入れることで、ランダムでない戦略を練ることができます。
この記事もいわば承認欲求のたまものです。
2. 人より先んじる + コストをかける
人はみな怠惰です。近道を探しています。
CSSでdivタグをセンタリングをしたいときにわれわれはどうするでしょうか。
W3Cの仕様書を見に行くでしょうか? MDNのドキュメントにて、divタグについて調べるでしょうか?
いいえ、center a div horizontally
などとググったりしているのではないでしょうか。
そしてこれがググった結果 StackOverflow に出てくる質問とその回答です。
質問
Acceptedな回答
質問と回答を見るとわかると思いますが、どれもなるべく早い段階で質問・回答がなされ、そして回答はとても丁寧です。
「回答が丁寧」など、コストがかかっていそうな情報は、有益なことが多く、信用しやすいです。
他の例でいうと、たとえば「CSS から W3C / MDN という言葉をすぐに導き出せる手続き」を獲得するには多少のコストがあります。逆に、こういった手続きが一般に出回る(コモディティ化)ようになると、徐々に無価値となっていくという側面もあります。
文体・句読点・読みやすさ・レイアウト・誤字脱字修正、そういうものもコストです。それさえやっていればいいわけではありませんが、人はコストを見抜きます。「神は細部に宿る」というやつです。
信用度が高いものというのは、そのまま価値が高いという意味です。そして価値が高いもの(または高いと思われているもの)に人は集まります。価値が実態とかけ離れているものを詐欺と言います。
めちゃくちゃなコストをかけたのに、思ったよりPVが稼げないこともあります。でもそれはただ知られていないだけということも多いです。
とにかくコストをかけまくるのがオススメです。ちなみにコストをかけるのはめんどくさいです。
3. 英語圏から輸入する
残念なことに、日本のプログラミング関連技術は英語から輸入している技術がとても多いです。
英語圏ではもうコモディティ化している情報でも、日本語ではまだ情報が少ないことがあります。そういうときに、日本語でまとまった情報を書くと喜ばれることが多いです。
これは、投資の世界では「裁定取引(アービトラージ)」と呼ばれます。
べつに悪いことではなく、別の国と国をつなぐ架け橋となって利益をもたらしているので、それがあまりにもパクりじみたものでなければいいと思います。それに、これを禁止したら、おそらくプログラミング関連技術の日本語情報はゼロになります。
輸入といってもコストがゼロなわけではなく、全文機械翻訳しただけのような記事はコストは低いですがあまり喜ばれませんし、自分のクレジットにはなりません。
輸入はパワーです。
4. 上昇トレンドに乗る
技術トレンドというのがあります。いわばプログラマのファッション・流行です。
トレンドが実際に各地でプロダクトに採用されるようになると、徐々にブランディング化され、仕事として認知され、最終的に求人媒体に「○○エンジニア募集!」と載ったりするようになります。
たいていの場合、誰かなぞの人やグループが新たなライブラリを作ったり、MANGAが新たな機能なんかを作ったりして、それが「イイネ!」というふうにされていることが多い印象です。あくまで印象です。
上昇トレンドに乗っている技術はアツいです。そこでアーリーアダプターになって広めていくと、PVが稼げます。ぼくは残念ながら技術ブログでは熱心にやりませんでしたが、トレンドに乗ってわーきゃー言ってコメント稼いで「わはははは!!!!」みたいなことはよくやっていました。最悪ですね。
参考までに、ガートナーが出している技術トレンドもあります。
5. キャッチーなタイトルをつける
炎上するようなタイトルをつけるべきではありませんが、おもしろみのあるタイトルをつけるとやはり目をひきます。
この記事も、もし「技術記事の書き方」というタイトルだったらあまり目をひかないとおもいます。
タイトルは魔力です。記事の中身を凝縮した、魅力あるタイトルにするのがいいと思います。
キャッチーというのは、目を通さずにはいられないようなタイトルです。ここまで読んでくださったということは、この記事のタイトルに目がいってしまったということでしょう。
まとめ
実は上記の話は、マーケティング活動やブランディング戦略の話を応用したり、いろんな話を切り貼りしたもので、ぼくオリジナルの考え方ではありません。
ただそれでも執筆に6時間かけています。ぼくは遅筆なのでそういうところがあります。
とにかくコストをかけて無償の情報を提供すると、それに応じたバズがもらえると思います。
みんなでいっしょにバズっていきましょう。
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