Tera Termのコマンド一覧(PC1とPC2を接続する基本手順)
Tera Termのコマンド一覧1
私がTera Termを使っている中で一番大変だなということそれは、コマンドを覚えることです!
まだ使い始めて日は浅いですが、このような経験をしている人はいると思います。
そのために私はもし忘れてしまった場合、思い出せるようにこのブログを書きました。
自分用でもあり、見てくださっている人たちにも役に立つと思います。
このブログはTeraTermのコマンドの使い分けの説明なのであらかじめご了承ください。
ネットワーク構成概要
[PC1]-[ルータ]-[PC2]
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PC1 192.168.1.1/24 GW:192.168.1.254
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PC2 192.168.10.2/24 GW:192.168.10.254
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ルーター 192.168.1.254/24 F0/0
192.168.10.254/24 F0/1
あらかじめPC1とPC2にIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイしてください
1TeraTermでルータに接続
- TeraTermを起動し、ルータのシリアルポートまたはSSHので接続します。
- 接続後、以下のコマンドで特権モードに入ります。
特権モードに変更
Router>enable Router>en ←省略形
2 ルータの基本設定
- グローバルコンフィギュレーションモードに入ります。
Router#configure terminal Router#conf t ←省略形
コマンドを全部入力するのは効率が悪いのでTABキーで補完するのがおススメ
- ホスト名を設定する
ネットワーク機器が複数ある場合はどの機器か分からなくなるため設定しておく
Router(config)#hostname RT1
RT1(config)# ←ホスト名が変更される
- インターフェイスF0/0にIPアドレスを設定し、有効化します。
Router(config)#interface fastethernet 0/0
Router(config-if)
- インターフェースにIPアドレス・サブネットマスクを設定
Router(config-if)#ip address 192.168.1.254 255.255.255.0
- インターフェースの有効化
Router(config-if)#no shutdown Router(config-if)#no shut ←省略形
このコマンドを打たないとインターフェイスが有効化されないので入れる。
この操作をルーターのF0/1にも設定し、IPアドレス192.168.10.254 サブネットマスク255.255.255.0
を入力し、同様の操作を行ってください。
3 設定の確認
設定の確認をするにはインターフェイスコンフィギュレーションモードから特権モードに移動
Router(config-if)#end
この場合、endコマンドを入力するか、exitコマンドを2回入力する
現在メモリ上で稼働している設定(Running-config)を確認
Router#show running-config Router#sh run ←省略形
※「More」が出る場合(表示に続きがある)
Router#terminal length 0 で分割表示せず最後まで表示
4 pingでつながっているか確認
最後にPC同士のネットワークがつながっているかの確認を行います
コマンドプロンプトを開き、ping 相手のIPアドレスを入力します
C:/>ping 192.168.10.254
Reply from 192.168.10.254: bytes=32 time<lms TTL=255
Reply from 192.168.10.254: bytes=32 time<lms TTL=255
Reply from 192.168.10.254: bytes=32 time<lms TTL=255
Reply from 192.168.10.254: bytes=32 time<lms TTL=255
上記になっていれば繋がっています。
PC2も同様です。
最後に
私は、IT業界についてまだまだ覚えることがたくさんあり、ルータを媒介してネットワークを繋げることにまだまだ慣れません。
ですが、たくさんの学びもあり、多くの気づきもあり、ネットワークの分からない用語を調べたりすることも多くなり、能動的に行動できることが増えました。
楽しいと感じることも苦しいと思ったりすることもありますが、この業界では自ら行動し、成長し続けることは必須だと感じました。
この気持ちをこれからも大事にし、多くの経験を無駄にしないように日々成長し続けたいと思います。
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