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RyzenとBuffaloの外付けSSDの話

2024/01/16に公開

RyzenのCPUとBuffaloの外付けSSDに相性問題があるらしく、ハマったのでメモ。

Proxmoxのストレージが追加できない

Mnisforumの小型PC、UM450にProxmoxを入れて家サーバーとして活用している。内蔵ストレージの容量が残り少なくなってきたので、余っていた外付けUSB SSDを繋いでストレージを追加しようとした。

しかし、SSDをフォーマットしようとすると途中で処理が固まってしまい、Proxmox自体も不安定になる事象が発生。繋ぐUSBポートを変えたり、Proxmoxを再インストールしたり、かなりいろいろ試したが解決せず。

UM450

ベアボーンモデルを買って別売りのメモリと内蔵SSDを搭載。

  • CPU: AMD Ryzen 4500U
  • メモリ: 16G + 16G
  • SSD: M2 1024GB

https://www.links.co.jp/item/minisforum-um450/

SSD外付けディスク

https://www.buffalo.jp/product/detail/ssd-pgc500u3-bc.html

原因

USBの転送モードにUASP(USB Attached SCSI Protocol)というのがあり、問題の外付けSSDはこれを使用しているらしい。しかしAMD社のRyzen CPUではUASP転送に一部問題があるとのこと。

https://www.buffalo.jp/news/detail/20230329-01.html

対処

メーカー提供のツールを使って転送モードをBOT(Bulk Only Transport)モードに書き換える。
ただし、このツールIntel製CPUのWindowsマシンに繋いで実行する必要がある。そんなもの持ってないし、困った。

結局Intel CPUのMacbook ProにSSDを繋ぎ、VMware fusionでWin11を動かしてそこからツールを動かして転送モードを変更した。

結果

転送モードを変更して繋ぎなおしたところ、ちゃんと使えるようになりました。

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