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ProxmoxでNFS上にVMを作成する際のエラー対処
この記事は
ProxmoxのストレージにNFSを使用しています。そのストレージ上にVMを作成する際にエラーとなりました。その解決方法です。
エラーの内容
VM作成実行開始して数分後、以下のようなエラーとなりました。
Formatting '/mnt/pve/nfs/images/123/vm-123-disk-0.qcow2', fmt=qcow2 cluster_size=65536 extended_l2=off preallocation=metadata compression_type=zlib size=429496729600 lazy_refcounts=off refcount_bits=16
TASK ERROR: unable to create VM 123 - unable to create image: 'storage-nfs'-locked command timed out - aborting
仮装ディスクのフォーマット時のエラーのようです。400GByteという大きなディスクを作成しようとしたせいでしょうか。
対処方法
pvesm status
を実行し、ストレージの一覧を表示します。
root@pve:~# pvesm status
Name Type Status Total Used Available %
local dir active 98497780 61979268 31468964 62.92%
local-lvm lvmthin active 1793077248 486103241 1306974006 27.11%
nfs nfs active 3844550656 870564864 2778618624 22.64%
Type
がnfsになっているストレージのName
を確認します。ここでは名前もnfs
です。そのストレージに対してpreallocation
をoff
にします。
root@pve:~# pvesm set nfs --preallocation off
これを行うことで上手く行きました。これを行うとVM作成時に予めディスク容量を確保しなくなるようです。VM作成が一瞬で終わるようになりました。VMのディスク書き込みは遅くなるかもしれませんがVMが作成できたのでよしとします。
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