kksmartの4Kモバイルディスプレイを買ってみた
この記事は
kksmartのXL-1564K
という4Kモバイルモニターを買いました。2週間ほど使った感想を書きます。一言で言うと買って良かったです。
特徴
私が買う前に良いなと思った特徴です。
- 15.6インチと言う大きさ。それより小さいと見にくいし、大きいと持ち運びに不便。
- 4Kという高解像度。15.6インチあるとフルHDでは画像が荒くなる。
- 驚愕ベゼル。見た目が美しいし、本体サイズが少し小さくなる。
- 薄くて軽い。最薄部4mm、重さ560g。
- USB-C PD対応で、ケーブル1本でPCに繋げられる。
- 安い。私が買った時はセールで26,399円だった。
反対に買うのを躊躇していた理由は以下です。
- kksmartという会社をあまり聞いたことがなかった。
- Amazonでの製品評価は高いが、評価数が少なかった(当時71件)
- この製品のレビュー記事がブログ、YouTube等を探しても見つからなかった。
と言った理由で悩んでいましたが、セールで安くなったタイミングで思い切って買いました。
外観
Macbook Air 15インチと並べてみる
以下がMacbook Air 15インチに繋いで横に並べてみたところです。
Macbook Airの15インチモデルは15インチと言っても実際には15.3インチなので面積的にはこのモバイルディスプレイ(15.6インチ)とほぼ同じです。Macbook Airの方が少し縦に長く横に短い感じです。ただしMacbook Airの解像度は2880×1864ドットなので本製品の方がかなり高解像度ということになります。
カバーを外してiPhone SEと並べると、薄い部分はiPhoneよりも薄いことがわかります。厚い部分もiPhoneより若干厚い程度です。15.6インチの大きさでこの薄さだとかなり薄く感じます。
家に秤が無いので実測できませんが、スペック上560gということで、かなり軽いです。バッグに入れて持ち歩いても苦になりません。
付属品
以下の付属品が付いてました。なかなか豪勢です。
- 本体カバー(兼スタンド)
- USB-Cケーブル×2本
- USB-A to USB-C ケーブル1本
- HDMI to mini-HDMIケーブル1本
- USB-C PDアダプター(30W)
いろいろ付いてますが本体カバーとUSB-Cケーブルしか使ってません。
カバー
カバーは本体薄い部分の裏側にマグネットでピタッとくっつけます。カバーもとても軽いです。カバーをつけたイメージが以下です。
カバーはスタンドも兼ねています。角度の調整はあまり効きません。
ポート、スイッチ類
左側面
上から
- mini HDMI
- USB-C 1個目
- USB-C 2個目
の3つのポートがあります。2つのUSB-CはどちらもPDに対応していて、電源供給が可能です。mini HDMIポートから映像入力する場合には、別途USB-Cを電源アダプタに繋いで電源供給する必要があります。USB-Cで映像を繋げることができるなら敢えてHDMIを使う必要は無いでしょう。
電源供給について
Macbook Airと本製品をUSB-Cケーブル1本で繋いだ場合、電源供給は以下のようになります。
- コンセントに繋いでない場合、Macbook Airから本製品へ電源供給される。
- Macbook Airをコンセントに繋いだ場合、同じくMacbook Airから本製品へ電源供給される。
- 本製品の空いている方のUSB-Cポートをコンセントに繋いだ場合、コンセントから本製品に電源が供給されると共に、本製品からMacbook Airにも電源が供給される。
つまり、コンセントに繋ぐのはMacbook Airでも本製品でもどちらでも良いということです。どちらに繋いだ場合でもMacbook Airのバッテリーは充電されました。
なので、Macbook Airを左、本製品を右に並べて置いた場合、コンセントが向かって左側にあればMacbook Airに、右側にあれば本製品側にコンセントを繋ぐということが可能です。
右側面
上から
- 入力切り替えスイッチ
- 設定画面操作スイッチ
- イヤフォンジャック
音を聞く必要がある際にはPC側にワイヤレスイヤフォンを繋げて聞くと思うのでイヤフォンをこいつに繋げることはないでしょう。また、本製品にはスピーカも内蔵されていますが、やはりこちらも私は使うことは無いでしょう。
入力切り替え
HDMIとUSB-Cポート両方にPCを繋いでいる場合、このスイッチで入力を切り替えることができます。ですが、2つのUSB-Cポート間の切り替えはできません。何故だろう?そこは唯一残念なポイントです。
2つのUSB-CポートにそれぞれPCが繋がっていて映像を出力している場合は、先に認識された方のみの映像が表示されます。どちらか片方からしか映像が出ていなければ自動で入力が切り替わります。
設定画面
設定項目は一般的なディスプレイとあまり変わらないと思います。日本語対応していたのが予想外でした。
解像度
Macのディスプレイ設定で擬似解像度を変更して見やすいサイズを探しました。
フルHD
まずはフルHDから。文字も大きく、はっきりくっきりとても見やすいです。ですが、画面が狭いです。せっかく15.6インチなのでもう少し広く使いたいです。
WQHD
画面がかなり広くなりました。文字はギリギリ読めますが少し小さく、老眼の私にはきついです。
4K
広大なデスクトップになりましたがもはや文字は私には読めません。
結論
文字の大きさと画面の広さのバランスを考えるとフルHDとWQHDの間(2048×1152 or 2304×1296)で使うのが良さそうです。
普段私はMacbook Airの解像度を1920×1243で使用しているのですが、その場合にはこのモニタを2048×1152にしてあげると並べた時にそれぞれの文字の大きさが近くなっていい感じでした。なので2048×1152で使うことにしました。
画質
私はこのディスプレイで写真や動画の編集をやったりすることはなく、動画を見たりゲームをプレイしたりするわけでもないのであまり画質や反応速度にはこだわりはありません。4Kという高解像度に見合った十分シャープな画質であり、ドット落ち等もなく満足な画質です。
IPSなので斜めから見ても見やすく、また、ノングレア加工してあるので写り込みも少ないです。
YouTubeの4K動画を表示して撮った画像を参考に載せます。
最後に
モバイルディスプレイは今回初めて買ったので他の製品とは比較できませんが、
- 見た目が良い
- 軽量薄型
- 安い
- 画質も綺麗
と言うことで買って良かったと思います。まだ2週間しか使っていないので耐久性については分かりませんが、半年くらい使ったらまた何か書くかもしれません。
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