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md-to-pdfで好きなフォントを使いた~い
mdファイルをpdfとして出力させてくれるmd-to-pdfで、好きなフォントを使うための手順。
1. フォントをインストールする
これには2パターンの方法があるので、お好きな方で。
1.1. Googleフォント等からとってきたフォントファイルをつかうパターン
1.1.1. フォントを置くディレクトリを確認する
$ less /etc/fonts/fonts.conf
<!-- Font directory list -->
<dir>/usr/share/fonts</dir>
<dir>/usr/local/share/fonts</dir>
<dir prefix="xdg">fonts</dir>
<!-- the following element will be removed in the future -->
<dir>~/.fonts</dir>
1.1.2. ↑で確認したディレクトリにフォントファイルを置く
windows wslでubuntuを使用している場合は、ubuntu側の"mnt"というフォルダからwindows側ファイルにアクセスできます。mntフォルダ配下はドライブごとにフォルダが分かれています(e.g. Cドライブは~/mnt/c/)。
このため、たとえばwindows上でブラウザからgoogleフォントをダウンロードした場合は、/mnt/c/配下のgoogleフォントファイルをmv, cp等で先ほどのfont directoryに持ってくることができます。
1.2. aptでインストールできるフォントをつかうパターン
以下のコマンドだけで簡単にインストールできます。
sudo apt install -y fonts-ipafont
以下のようなフォントがaptでインストールできるようです。
2. フォントがきちんとインストールされているか確認
以下コマンドを実行し、使用可能フォント一覧に、さきほどインストールしたフォントが表示されればOK。
$ fc-list
/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc: Noto Sans Mono CJK HK:style=Regular
/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc: Noto Sans Mono CJK KR:style=Regular
/usr/share/fonts/truetype/mplus/mplus-1c-heavy.ttf: M+ 1c,M+ 1c heavy:style=heavy,Regular
/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc: Noto Sans Mono CJK JP:style=Regular
/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Bold.ttc: Noto Sans CJK JP:style=Bold
/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Bold.ttc: Noto Sans CJK KR:style=Bold
/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Bold.ttc: Noto Sans CJK HK:style=Bold
/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Bold.ttc: Noto Sans CJK TC:style=Bold
/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Bold.ttc: Noto Sans CJK SC:style=Bold
3. cssファイルの編集
cssファイルを作成し、さきほどインストールしたフォントを指定します。
:root
{
font-family: "Noto Sans CJK JP";
}
4. mdファイルのフロントマターの編集
pdfに変換したいmdファイルのフロントマターにcssファイルのパスを記載します。
---
stylesheet:
- ./sample.css
---
設定完了!
これで出力すれば、あなたのおきにフォントが適用されているはずです~。
参考
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