Windows OSやOffice関連で発生した問題・調べたこと
Windows OSで調べたこと
▼ファイルサイズが大きいデータを特定する方法
▼robocopyコマンド
copyコマンドやxcopyコマンドでは実現できない事が可能
copyコマンドやxcopyコマンドでは不可能な細かい設定でコピーが可能。
NASのデータ移行などで、このコマンドを使用すると便利。
▼Windows Updateが配信されるタイミング
毎月、第2水曜まれに第3水曜のリリース。[米国(米国太平洋標準時間)では第2火曜リリース]
▼管理者権限で“ファイル名を指定して実行”する方法
- Winキー + R で“ファイル名を指定して実行”を起動
- 任意の値(コマンドプロンプトであればcmd)を入力
-
Ctrl + Shift + Enter
or OKボタンをCtrl + Shift + 左クリック
参考記事
▼プロパティを表示のショートカット
ファイルもしくはフォルダを選択中にAlt + Enterを入力するとプロパティが表示
▼名前を指定して実行 で利用できるコマンド一覧
【Windows OSで発生した問題】
▼環境依存文字を含むフォルダやファイルは圧縮できない
ZIPなどに圧縮ファイルするフォルダに環境依存文字がある場合、
圧縮中にエラーが発生してしまう。
- わかりにくい環境依存文字の例
- 環境依存文字
㍶ - 通常の小文字アルファベット(環境依存文字ではない)
pc
- 環境依存文字
▼Windows10 スタートアップ修復でPCを修復できませんでした。ログファイル E:\WINDOWS\system32\logfiles\srt\srttrail.txt
- 詳細オプション -> 続行
→私が遭遇した事例では、自動回復を準備しています。からPC診断中となるが、再度同じ画面になる。 - 詳細オプション -> トラブルシューティング -> 詳細オプション -> スタートアップ修復
→私が遭遇した事例では、実行するが、再度同じ画面になる。 - 詳細オプション -> トラブルシューティング -> 詳細オプション -> コマンドプロンプトコマンドプロンプト
chkdsk c: /f /r
コマンドプロンプトchkdsk e: /f /r
- 詳細オプション -> トラブルシューティング -> 詳細オプション -> システムの復元
→私が遭遇した事例では、実行後、再起動により復旧
- 仮に項番4でもダメだった場合、想定していた対応
- ブート時にF8のブートメニューでWindows OSを選択する方法を実施
- 詳細オプション -> トラブルシューティング -> 詳細オプション -> コマンドプロンプト
- システムパーティションにマスター ブート レコード(MBR)を書き込む
bootrec.exe /fixmbr
- システムパーティションに新しいブートセクターを書き込む
bootrec.exe /fixboot
- ブート構成データ(BCD)を構築する
bootrec /rebuildbcd
- システムパーティションにマスター ブート レコード(MBR)を書き込む
- ブート構成データ(BCD)を完全に再構築する
bcdedit/export C:\BCD_Backup c: cd boot attrib bcd -s -h -r ren c:\boot\bcd bcd.old bootrec /rebuildbcd
- 回復コンソールからPCのリフレッシュ
- 回復コンソールからPCを初期状態に戻す
- 別のHDDに交換してOSインストール&故障HDDからデータ復旧
▼wingetコマンド実行時に文字化けしてしまう問題
事象
PowerShell CLIからwingetコマンドを実行すると、日本語文字列が文字化けしてしまう。
原因
調査するとフォントがConsolesになっていることが原因。
対応方法
日本語が表示できるフォントに変更し解消した。「BIZ UDゴシック」を使用。
参考記事
- winget文字化け
http://mystia04.net/?p=961 - 等幅フォント「BIZ UDゴシック」
https://creating-homepage.com/archives/9049 - wingetの説明
https://dev.classmethod.jp/articles/use_windows_package_manager_winget/
Wordで調べたこと
▼Office Wordの改行の種類「任意指定の改行」について
任意指定の改行を含む長い文字列があった際、横幅のサイズにより
表示のされ方が変わってくる。
- Wordの横幅内にすべて文字列が収まる場合
その文字列が1行内に全て表示される。 - Wordの横幅内が小さく、すべての文字列が収まらない場合
任意指定の改行の位置で、改行が発生する。
印刷する際などに特殊な動きをしてしまう為、使用する機会は少ないと思われる。
Wordで発生した問題
▼環境により途中でページが表示されなくなる。
事象内容
環境により途中でページが表示されなくなる。
かなりレアな問題。
原因は不明だが、おそらく取引先様の独自フォーマット(マクロあり)のWordファイルの為、
マクロが悪さして、このような現象が発生していると思われる。
解決方法
途中で表示されず、切れている箇所の改行を削除すると表示されるようになった。
参考記事
Excelで発生した問題
▼コントロールをクリックするとフォントサイズが大きくなる
→解決方法みつからず。
▼ExcelのハイパーリンクでアクセスするとCAPTCHA認証が表示される場合の回避方法
とあるECサイトのリンクをExcelのセルにメモしていたが、
Excelのハイパーリンクからサイトにアクセスすると人間かの認証「CAPTCHA認証(hCaptcha)」が表示されてしまう。
認証を回避方法を見つけた。
Google検索ページのリンクをExcelに貼り付ける回避方法
直接、ECサイトのリンクを貼ってアクセスするとCAPTCHA認証が表示されてしまう為、
Google検索のフィルタ機能を使用しアクセスしたいページをGoogle経由のリンクで準備する。
リンクから該当ページに到達するまで、
「Excelのセルをクリック -> Google検索ページが表示 -> 該当ページをクリック -> 該当ページに到達」
というように段階を踏む必要があるが比較的、簡単な方法となる。
- Google検索ページのリンクを準備する方法
Googleで「
site:対象サイト △(空白) 検索キーワード(例ではAmazon商品コード ASIN)
」で検索。
下記のURLはsite:https://www.amazon.com B07Y57ZVZX
で検索した際のURL。
このURLをExcelに貼り付ける事でExcelから直接アクセスしないので認証を回避可能。
https://www.google.com/search?q=site%3Ahttps%3A%2F%2Fwww.amazon.com+B07Y57ZVZX
VBAで独自関数を作成しサイトにアクセスする回避方法
独自関数の中身は、コマンドプロンプトのSTARTコマンドにURLの引数を渡して実行している。
-
Excelでの使用方法
Excelシート上での関数を使用する方法=FuncJumpUrl("URLが入力されたセル位置、もしくは対象のURL")
-
Excelシート上での記入例
\ A B C 1 2 https://www.amazon.com/dp/B07Y57ZVZX =FuncJumpUrl(B2)
→成功すると"Success"が表示
失敗すると"Failure"が表示
または
=FuncJumpUrl(https://www.amazon.com/dp/B07Y57ZVZX
)でもOK3 独自関数の中身Function FuncJumpUrl(strUrl As String) As Long Dim lngResult As Long Dim strCommand As String Dim objWsh As Object ' 実行するコマンドを指定 strCommand = "start " & strUrl ' コマンドプロンプトで指定コマンドを実行 Set objWsh = CreateObject("WScript.Shell") lngResult = objWsh.Run(Command:="%ComSpec% /c " & strCommand, WindowStyle:=0, WaitOnReturn:=True) ' 結果 If lngResult = 0 Then MsgBox "Success", vbOKOnly + vbInformation, "処理結果|FuncJumpUrl" FuncJumpUrl = 0 Else MsgBox "Failure", vbOKOnly + vbCritical, "処理結果|FuncJumpUrl" FuncJumpUrl = -1 End If End Function
参考記事