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エンジニアが振り返る2021年のメルクストーリア(後編)

2021/12/24に公開

エンジニアが振り返る2021年のメルクストーリア(後編)

はじめに

この記事はHappy Elements Advent Calendar 2021 24日目の記事になります。
こちらの記事の続きとなります。

2021年7月

プレイヤーレベル3,000到達記念

昔、レベル1000に到達されたユーザー様がおられビックリしたものですが、まさかレベル3000にまで到達するユーザー様が出るとはただただ感謝しかないです。

レベル1000のユーザー様が出そうだというときに、急いでレベル2000までのテーブルを用意して「ふぅ、これでもう安心だ」と思ったのですが、そこを超えて3000・・・。
ここらへんにくるとレベルを1あげるのにとんでもない労力がかかるはずなのですが、、、すごすぎて言葉にならないです。

スキル進化システム

いろいろな事情や思惑がありスキル進化システムを作ることになりました。
ユニット詳細絵が動くようになったり、いろんな効果を持つようになっています。
プランナーが「全てのスキル進化ユニットのスキルをLv.10にするとか無理なので、誰をスキル進化させるか強化するかは選択することになると思います」と言ってました。

お気に入りのユニットを進化させるか、それとも強さで選ぶか。
悩ましいところです。

「トトの呼び鈴セット」販売

近年、鈴の価値が上がってきているのを感じていました。
暴走で+3が出たり、ボスシードドロップに使ったりと。
需要にたいして供給が追いついてないと感じたので、もう売って欲しい。
1000個を1000円で売って欲しい、毎月買うからとお願いしたのですがお断りされました。
が、他の価格で販売されました。
毎月買ってます。

2021年8月

「転生したらスライムだった件」とのコラボイベント

またご縁が繋がり「転生したらスライムだった件」とのコラボを開催することができました。
ありがたいです。
スキル進化のすぐ後ということで、がんばって新ユニットや過去ユニットにもスキル進化を実装しました。

トトファイブ

妖怪くじの代わりとして実装しました。
イベント名が法律的に大丈夫かという心配があったのですが、法務からカタカナだったら大丈夫とのことでこういう名前になっております。

1等が何人も出る仕様なので、当たったことをいいやすくなって良かったと思います。

メルストげき推しさんキャンペーン

ラスピリやエリオスでやっていたツイッター連動キャンペーンです。
ユーザー様がメルストはやらないの?と言っておられたのと、事務局から打診されたのでやりましょうかとなりました。
毎日運営みんなでツイートを見てうれしくてキュンキュンしてました。
もしやこれは運営を喜ばせるためのキャンペーンだったのかもしれません。

出身国別ピックアップスカウト

メルストはあまり恣意的な対応をいれないようにしています。
この国別ピックアップもそうなのですが、組分けは「この人気ユニット同士をくっつけようor離そう」みたいなことはしておらず、ID順にただ並べるだけとなっています。
たまたま兄妹で同じ組になったりしていますが、これはID順に並べるというルールに則っています。

シャペルルルの魔法絵本(風)

こちらもルールが存在しており、モンスターも一定の法則に基づいて回しています。
裏の宝箱はプログラムのランダムに任せており、風だから少なくしているとかはないです。

ただランダムだと裏の宝箱の数が開催ごとに多かったり少なかったりするので、あんまりよくないかなということで、次回以降、人の手で配置するようになりました。

2021年9月

急襲!降臨モンスター 参加設定について

急襲イベントの前イベントとしての降臨イベントは、ギルバトレートを元にマッチングしており、ギルバトで強い人に手伝ってもらってレートを上げた後、ギルバトはお休みして降臨で良いマッチングに当たって良い報酬をもらうという遊び方をされているギルドがありました。

それだけならまだ良いのですが、降臨のマッチングで夜ほとんど動かないようなことがあるとマッチングされている他のギルドに迷惑がかかってしまいます。

その緩和のために同盟機能があったのですが、同盟先を探すのが大変だったり、同盟してもやはり動かなかったりと問題も多かったです。
夜動かないのは忙しかったりするのか、報酬もらえる最低限だけ動けば良いと思っていたのかはわからないですが・・・。

それらの解消のために急襲では朝の部の結果に応じて、夜の部マッチングをするという方式が取られています。
ただ降臨イベントの名残として参加設定がギルバト設定と同じになっており、イベントだけやりたいギルドが参加にするのを忘れていて急襲遊べなかったという悲劇がありました。

なんとかしようということで、朝の部にギルドメンバーが誰かひとりでも挑んだら参加にすることになりました。

2021年10月

ユニットスタイルピックアップスカウト

いつもはその月の衣装対象ユニットは、ダイヤ限定スカウトのピックアップになってたりするのですが、期間も短く、衣装欲しくなったときにそのユニットが取得できないというご意見があったので、常時開催として対応しました。

ギルドクエスト

ギルドのメンバー内で遊ぶ暴走イベントのようなイメージで作成されました。
チケットの枚数や交換所の報酬については何度も話し合いが行われあまり大変じゃない方針となりました。
初期の案としては、チケットは毎日1枚配布しようみたいな案となっていましたが、忙しすぎて嫌になりそうとのことで週に1枚になりました。

結果的にはこれくらいで良かったかなと思います。

ギルド施設の「貯水庫」がいつでも利用できるようになる仕様変更

ギルドクエストはBpを使用するので、ギルバト後にBpがない状態でも貯水から汲んでもらって参加してもらえるようにしました。

「爆走!暴走モンスターズ!!」開催

ずっとランキングが団子状態なのを懸念しており何とかしたいと思っていたのですが、ようやく着手できました。
「25億くらいが限界ですかね・・・ユーザーさんにこんなの無理だよって怒られますかね?」みたいな心配をしていたのですが、30億いける方が多く、結果、1位は団子状態でした。
・・・おかしいですね??
また改善していきます。

2021年11月

1日1回 無料3連ダイヤスカウト

スキル進化が実装された結果、無料のスカウトをやりやすくなったことで実現されました。
ちなみに期間限定ではなく常設されます。たぶん。

「★5確定チャージ」の仕様変更

ユーザー様が100体目で何度でも確定チャージして欲しいということを言っておられ、そんな馬鹿な??石油王か??と思ったのですが実装してみました。
結果としては、無料3連ダイヤスカウトで1ヶ月くらいで★5が出るようになったので楽しみになりました。

メインストーリー第一部リニューアル

メインストーリー第一部の序盤があまり盛り上がらないみたいな意見をよく耳にしていたことと、コラボなどでせっかく新規のユーザー様に来ていただけても長くて辛くなってやめてしまってるかもということで再編成することになりました。
スチルも増やしたり、表情差分を変えたり、BGMやSEも追加したりと、第一部オリジンを読んでいた方も、もう一度楽しんでいただける内容になっているのではと思います。

メインストーリー第二部スティーノス編

スティーノス周りが一区切りつくとのことで、トップ画もかっこよくスティーノスにしようとなりました。
1ヶ月限りの限定トップ画です。

「にゃんこ大戦争」とのコラボイベント

毎年恒例の社長対決です。
もっとわさびのお寿司とか食べたりして欲しいです。

オルガが猫縛りといっしょにいる画像が上がってきたのをみて、今年も楽しみだなぁと思いました。

第11回ギルドバトルトーナメント

クラウド環境に移行したい理由のひとつでした。
毎回サーバーの負荷がすごすぎてボタンをタップしても処理が戻ってこなかったりしていました。
クラウド移行することで柔軟にサーバー台数を調整できるようになり、夜バトやトーナメントのときにどーんと台数を増やしています。

裏クエキャンペーンのときにサーバーが重くなったりしても負荷に応じて自動でサーバーが増えるようになっているので快適になったのではと思います。

リアルタイムバトル「幻闘」

クラウド環境に移行したい理由のふたつめです。
クエストを複数ユーザー様で同時に遊ぶ機能が欲しい、そのためにはリアルタイムのサーバーからアプリのデータベースを見るようにしたいという理由です。

今までのイベントはどれも歯応えがなく簡単にクリアできすぎる。

ルーンを磨いたり、新しいソウルやブレイクのシードを掘ったり、ユニットをスキル進化させたりと、だんだん強くなっていくユニット側ですが、強さを発揮する場所がない!
その鍛えて強くなった自分の力を試すための場所として開発されました。

目指したのは全ユーザー様の中でもクリアできるのはごく少数!というものです。

クエストを作って試遊していたのですが、あまりに難しすぎて、毎日毎日バランス調整の日々でした。
SPもカツカツなので、あー・・指が触れてガッツあげてしまった、失敗した。やり直しで!みたいな会話が日々行われていました。

エクストラクエストでのギミック満載の精神はこのリアルタイムバトルに引き継がれています。
エクストラクエストを毎月楽しみにプレイしてくださっていたユーザー様が楽しんでプレイしていただけたらいいなと思います。

2021年12月

「無職転生」とのコラボイベント

最近はアプリ間のコラボはあまりなく、アニメや漫画とのコラボが多いです。
コラボ先が好きな方がメルストをプレイしていただけたらいいなと思っています。

まとめ

今年はいろいろと大きめの対応をいれることができた年でした。
大変な年でしたが、マンネリ気味だったメルストにもいろいろと変化を起こせたのではないかと思います。
引き続きメルストを楽しんでいただけたら幸いです。

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