Google Drive で Markdown 編集
StackEdit
Google Drive に Markdown ファイルをアップロードして右クリック「アプリで開く」「おすすめアプリ」 に出てくる。おそらく定番のアプリ。
利用開始
右クリックから開いてみると、「Welcome back!」と表示され StackEdit5 のツアーを見るかきかれる。ツアー後に認証画面になるかと思ったが、Welcome file の画面のままになる。いやいや開いたファイルは?認証は?
メニューから Sign With Google を選択。ようやく許可を求められるが「Google ドライブでのアプリ独自の設定データの参照、作成、削除」のみ。これを許可してもまだ何もはじまらない。
メニューから Manege workspaces で Google Drive を接続。この後、「Google ドライブのすべてのファイルの表示、編集、作成、削除」「お使いの Google ドライブとの接続」の許可を求められる。
これで利用する Folder ID を聞かれるので入力するとフォルダーが同期される状態になる。StackEdit 側でファイルを追加して編集すると Google Drive 側にもファイルができる。
ちょっと面倒だった。
編集
エディター上でもある程度装飾された状態 + プレビューが表示される。編集自体はとくに違和感なく行える。
- FrontMatter の記述は対応していない
- メニューの File Property に YAML タブでどうにかできる?と、思ったが StackEdit 用のスキーマ(?)で記述するものらしい
- Shift + Del ではコピーできない(他のエディターでもあった気がするがどのエディターだったか思い出せない)
- mermaid が使える(事前に調べたときには情報がなかったので結構うれしい)
Type.md
「はじめる」「無料ではじめる」ボタンをクリックすると白背景で何も表示されない画面になる。
今回は利用を見送る。
dillinger
dillinger も試す。
利用開始
dillinger のサイトを開いてバーガーメニューから「Service」「Link Google Drive」 を選択。
「このアプリで使用する Google ドライブ上の特定のファイルのみの参照、編集、作成、削除 です。」の許可を求められる。
サービス自体へのアカウント登録はないもよう。
編集
Ace Editor + プレビュー表示。エディター上での簡易的な装飾はなし。
- FrontMatter の記述は対応していない
- 記述自体はできるが、YAML の内容が Markdown として扱われる
- Markdown 入力補助のツールバー的なものはなさそう
- Ace なので Vim キーバインドが使える
- mermaid には対応していない
- Auto Save や
:w
はあるが Local Storage への保存のもよう- Google Drive への保存は EXPORT AS メニューから行う
- 日本語入力は変換中に妙な記号が表示されるときがあった(Vim の Insert だと表示されない?)。表示されても確定すると消える
- フルスクリーン化のようなボタンを押すとメニューが消える
- 表示領域が狭いのであまりフルスクリーン感はない
- このモードのときは Ace ではないもよう
- Vim キーバインドにならない
- こちらは日本語入力は変換中に妙な隙間ができるが、確定すると消える
- モバイル対応もしているもよう
所感
Vim キーバインドが使えるのはよい。
サービス側にアカウントがないためワークスペース的なものもない。設定や編集中のファイルについては各ブラウザーの LocaStorage に保存される(と思う)。
ブラウザーの設定を同期していないと少し扱いにくいかな。
Google Documents でテキストファイル的に編集
Goolge Documents ではプレビューや PDF への変換などをしない前提。
「ファイル」「ページ設定」で「ページ分けなし」にする。
文字の装飾などしなければノートパッド的に使える。
外部のツールなどから使う場合は、Goolge Drive API で export のときに text/plain
を指定する。
これでほぼテキストファイル(Markdonw)として扱える。
ただし、ファイルフォーマットは「BOM 有り」「改行は CRLF」なので利用するツールによっては変換が必要。
---
を入力すると —
に変換される。コピペで回避できるが ---
の後ろで Enter
押下すると変換されてしまう。