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pdfme 開発者レター 2024年12月

2024/12/30に公開

今月やったこと

今月は大きな機能追加などはできなかったが、細かい部分の改善、コードのリファクタリングを数件行った。

個人的に大きなニュースとしては necessarylion に新しくコントリビューターとして参加してもらった。

彼はこれまで色の処理周り、テキストの装飾などに貢献してくれていた。彼は実際にプロダクションで印刷に関するプロジェクトでpdfmeを使っており、CMYKなど私が見れていないユースケースに関してpdfmeを進化させてくれている。気持ち程度ではあるがpdfmeとしても新しくスポンサーのサポートを始めた。

それ以外で興味深かったのはリンクスキーマの追加だ。新しいユーザーが作業してくれた。
最終的に良いインターフェースが思い付かず、結果としてマージすることはできなかった。
しかし、具体的にどのようにアノテーションを追加しLinkをPDFファイル内で動作させるのかがわかったので助かった。

今月のPR全体:

pdfme cloud としてはPOSTManのコレクションを公開したり、APIを使い始めるまでの障害を少しでも取り除けるように動いた。

POSTManのコレクションの公開は初めてだったが、Open APIがすでにあったので openapi-to-postmanv2 を使って変換することができ、ほとんど工数が掛からなかった。素晴らしい。

来月やること

先月から積み残しの

を消化したいと思っているが、pdfmeの公式サイトのブラッシュアップも検討している。

全体的な見直しも考えているが、特にテンプレートのサンプルをwebサイト上で公開したいと思っている。

これがあることでユーザーが求めているニーズがpdfmeでクリアできるのかがテンプレート一覧を見ることですぐに理解できるようになると思っている。

積み残しのタスクに関しても優先度は高いのだが、
pdfmeの公式サイトのブラッシュアップによるpdfmeの新しいユーザーの獲得についてもできるだけ早い段階で仕込んでおきたいと思っている。

作業自体はあまり悩む部分がないので、来月はサクッとpdfmeの公式サイトのブラッシュアップを終わらせたいと思っている。

一年の終わりに

pdfme 開発者レター 2023年12月 を始めてからこの記事で一年続いたことになる。

一般的な技術記事ではなく、読者を想定したような記事にできておらず、このzennのプラットフォームを使わせていただくのが申し訳ない気持ちもあるが、一年を通してこのシリーズを続けてられたことには個人的に満足している。

見てくださっている方、いいねを下さってくれる方、ありがとうございます。

pdfmeとしては今年は機能追加による表現の幅を広げることができた。スキーマをたくさん追加することができたし、難関だったテーブルに関してもリリースすることができた。

来年はより様々なユースケースに対応できることをアピールし、それに伴った地に足をついた機能開発をしていくつもりだ。

クラウドサービスや技術支援についても今年以上に力を入れるつもりで、得た収益からエコシステムへの還元、メンテナーへのサポートをさらに強化します。

pdfmeに関したソリューションや協業についても、ご興味がある方は気軽に連絡していただければ嬉しいです。

それでは良いお年を。

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