Githubスター50獲得 実証済みの5ステップ
はじめに
作ったライブラリをGithubに公開してスターを50獲得するまでに行ったことを実体験と明確な5ステップで説明します。
色んな人に使って欲しいと思い、ライブラリを公開したけれど、思ったようなリアクションが得られなかった...
過去の自分も含めて、そんな人をターゲットにして書いています。
少しでも多くの人にプログラムを届けるため、やらないと損をすることを簡潔にまとめました。
作ったもの
私が開発したライブラリはPDF作成のnpmライブラリです。他のPDF作成ライブラリは手続き的なものばかりだったので宣言的にPDFを作成できるようにしたくて開発を行い公開しました。
この記事では技術的な話は行いません。本当に時間を節約してくれるプログラムとスターの数には何も関係がないからです。
マーケティング的要素が非常に強いです。
しかし安心してください。私のSNSでの影響力はほとんどなく、普段から発信しているアカウントはありませんが、下記の5ステップを行うことで実際にGithubスターを50まで増やすことができました。
5つの実証済みのステップ
プログラムを公開した後でも問題ありません。
5つがクリアできていない場合は非常にもったいないです。チェックしていきましょう。
1.英語で書く
クリアできている場合が多いとは思いますが、これから紹介する施策は全て英語で書いてください。
日本語で書かれているとアクセスできる人も限定されます。
DeepL翻訳を使えばなんとなくでも英語のライティングにチャレンジできるので利用しましょう。
2.アイキャッチを作成
時間を節約してくれる素晴らしいコードであることが前提です。
しかし、素晴らしいコードにふさわしいアイキャッチは作成できていますか?
デザインができなくても canva などで作成できますから安心してください。
アイキャッチを作成したら忘れずGithubのOGP画像を設定してください。
- 設定方法: Customizing your repository's social media preview
- OGP画像確認: https://cards-dev.twitter.com/validator
- 人は見た目ではないが、見た目は内面を表している
- ラベルがイマイチだとワインも飲んでもらえない
3.README.md をグラフィカルかつシンプルに作成+オフィシャルサイトを作成
自分が今までにスターをしたレポジトリを見返すとREADME.mdはグラフィカルでシンプルです。
あなたの作成したREADME.mdはどうですか?
READMEだけではデモ、APIドキュメントが思い通りに表現できない場合は自作のオフィシャルサイトの作成を検討してみてください。
GithubPagesを利用すればホスティングサーバーは不要ですし、facebookのDocusaurusを使用すればメンテナンスも効率的に行うことができます。
自分のライブラリのオフィシャルサイトは、コンセプトやデモ、APIなどを公開しています。
ここからアクセスできます。参考まで。
4.告知をする
勇気を振り絞って告知をしてみましょう!
私はProducthuntというサービスで告知を行いました。
Zenn,Qiitaでもいいでしょうし、英語に翻訳してDev.toもいいでしょう。開発者がたくさんいますから、Step3でコンセプトや使い方が共有できていれば、少なからずリアクションがあるはずです。
告知による注目は爆発力がありますが、一時的で3日も持ちません。
次に紹介する"検索できる記事を作る"と合わせて行いましょう。
5.検索できる記事を作る
js pdf 作成
のワードで検索してみてください。きっとlabelmakeのPDFライブラリ比較のブログ記事がヒットするはずです。
サイトがない場合はZenn,Qiita,Dev.toなどに記事を作って投稿してみてください。
ポイントは自分のプログラムで助けられる人がググるワードを使って記事を作成するということです。
グーグル検索でヒットする記事を作るとレポジトリが継続的にアクセスされるようになります。
上記で紹介した"告知をする"に比べて即効性はないのですが非常に大切です。
まとめ
素晴らしいアイデアやプログラムが少しでも多くの人に届けられるようになると嬉しいです。
上記に紹介したことを確認し、改善できるところがあれば取り入れてください。
Githubレポジトリ: https://github.com/hand-dot/labelmake
オフィシャルサイト: https://labelmake.jp/javascript-pdf-generator-library/
良きOSSライフを。