WindowsをMacっぽく利用するための環境構築
Terminalの準備
2024年現在では、Windows Terminalを利用するのが良さそうである。
Windows 10では別途インストールする必要がある。
管理者権限での起動をデフォルトにしたい場合は、以下のように設定を行えばよい。
caps lockをctrlに変更する
caps lockキーの位置にctrlキーが欲しいので、キーのマッピングを変更する。
Ctrl2capをインストールすればよい。
zipファイルをダウンロードし解凍する。ターミナルを管理者権限で起動し、出てきたフォルダの中で以下のコマンドを実施する。PCを再起動するとcaps lockキーにctrlキーが割り当てられていることが確認できる。
PS C:\Users\{user_name}\Downloads\Ctrl2Cap> .\ctrl2cap /install
なお、 ctrl2cap /install
と打つと以下のエラーが出たので参考までに。
Suggestion [3,General]: コマンド ctrl2cap は見つかりませんでしたが、現在の場所に存在します。Windows PowerShell は、既定 では、現在の場所からコマンドを読み込みません。このコマンドを信頼する場合は、".\ctrl2cap" と入力してください。
キーバインドの変更
Mac風なキーバインドを目指す。完全なEmacsなキーバインドではないことに注意。
日本語入力の切り替え
日本語入力の切り替えを、かなキーと無変換キーで行いたい。
以下を参考に、無変換キーにIMEオフを設定することができる。
キーバインドの変更
Microsoft製のPowerToysにはキーバインドの変更をはじめ様々な便利機能で構成されている。
インストール後、管理者権限で実行しKeyboard Managerで以下を設定する。
- キーの再マップ
- Win(left) -> Ctrl(right)
- Ctrl(right) -> Win(left)
- \ -> Shift(left) + \
-
_
をshiftキー押さずに打ちたい
-
- ショートカットの再マップ
本当はショートカットの再マップで、Win(left) + C -> Ctrl(right) + Cを設定することで、Win(left)をMacのCmdキーとして利用したかったのだが、上手く動作しないことがたびたび発生したため、キーの再マップでWin(left)をCtrl(right)に変更することで対応した。
WSL2のインストール
開発用にLinuxな環境を利用したいので、WSL2をインストールする。
Windows Terminal(PowerShell)を管理者権限で起動し、以下のコマンドを実行後再起動する。コマンド1つで完了するのはありがたい。
PS C:\Users\{user_name}> wsl --install
docker desktopのインストール
開発用にdockerを利用したい。
公式サイトからインストーラーをダウンロードし、実行・再起動すれば良い。WSL2のインストールが終わっていれば、特に他に設定も必要なくインストールが終わる。