Open2
デルタ法を用いたサンプルサイズの算出

ABテストの際に、デルタ法を用いた有意差検定を行いたい。
これのために必要な関数等をPythonで実装する。
参考

ユースケース
ABテストの効果測定において、以下の2つのケースで利用できる。
- KPIが割合値であるケース
- ランダム化単位と分析単位が異なるケース
- ユーザー単位でランダム化し、KPIをimpressionベースなCTRを用いる。
- リフト倍率を算出したいケース
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やY_t / Y_c など(Y_t -Y_c) / Y_c
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- ランダム化単位と分析単位が異なるケース
なぜデルタ法を使う必要がある?
- 統計量の分散が過小評価されてしまうため、偽陽性が上がる
- つまり検出力は下がる
理論的な背景
指標の分母分子がi.i.dな確率分布から得られた確率変数の平均値であるため、中心極限定理により分母分子はそれぞれ正規分布に従う。
これによりデルタ法が適用でき、指標の分散の近似値を算出することが出来る。