docker-mt-lamp 2.1リリース
Movable Typeをローカルで動かすためのdocker環境をアップデートしました。
今回のアップデート以下ができるようになりました。
アップデート内容
- Docker起動スクリプト追加
- DB Dumpスクリプト追加
- Dumpから起動できるように修正
- M1 Macで起動できるように修正
- OpenAPIの導入
- Swaggerの導入
起動スクリプトを追加
docker composeの起動スクリプトを追加しました。
Docker for Mac Version 3.3.3で動作確認済みです。
# Docker アップ/ビルド
./d-build.sh
# Docker ダウン
./d-down.sh
# Docker アップ
./d-up.sh
dump.shを追加しました。
これにより、以下のコマンドでDumpを実行可能になりました。
./dump.sh 任意のファイル名
また、d-down.shやd-buildでは、db-dataを削除するようにしました。
envファイルに DUMP_FILE=XXX.sql のようにセーブして再起動するようにしました。
Dumpファイルは上のコマンドで実行しenvファイルを適宜修正してください。
Open APIの対応(Redocly)
Movable Type Data API v5が公開されドキュメントが公開されました。
Redoclyというツールを利用しているため、手元の環境でも見れるようにしました。
http://localhost:8003/ でブラウザで確認するとDataAPIのドキュメントが閲覧できます。
Swagger UIの導入
一年前くらいにDataAPIのレスポンスを確認するために利用していたSwaggerを組み込みました。
すべてのエンドポイントを設定していませんが、主要エンドポイントは叩くことが可能です。
Swaggerからローカルや検証環境先のエンドポイントを参照するために以下の設定を行いましょう
- システム管理画面からシステム全般での Data API の利用を許可
- Swaggerから参照できるように
DataAPICORSAllowOrigin
を設定が必要- http://localhost:8002がアクセスできるよう設定します。
クラウド環境の場合は、以下で設定可能です。
M1 Macの対応
M1 Macで動かなかったため、platform: linux/x86_64を追加しました。
この追加によるインテル製Macなどの影響はありません。
DataAPI のv5がでましたので、その環境に合わせたOpenAPIも提供されたので、少しずつアップデートしていきたいと思います。
来年はMT8がリリースされる予定の段階的にMT7に追加されていくようですので、合わせていきたいと思います。
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