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gradlewとは

2024/09/18に公開

特徴

Gradleのバージョン管理

プロジェクトごとに異なるバージョンのGradleを利用することが可能
開発チーム全体で同じバージョンを使用することが保証される

Gradleの事前インストールの省略

ローカル環境にGradleがインストールされていなくてもプロジェクトに必要なGradleが自動インストールされる
環境の違い

プラットフォームの互換性

Unix系(Linux, macOS)環境用のシェルスクリプト(gradlew)と、Windows肝要用のバッチスクリプト(gradlew.bat)が提供され、どのOSでも簡単に使用できる

類似ツール

Maven Wrapper(mvnw)

Javaプロジェクトのビルドツール

Gradleと同様に依存関係の管理やビルドを行う

Mavenにはmvnw(Maven Wrapper)というgradlewと同様に特定のバージョンのMavenをプロジェクト内にて利用できる様にすることが可能

ローカル環境にMavenがインストールされていなくても、プロジェクトをビルドできる

SBT Launcher(sbt wit sbt-launch.jar)

SBT(Scala Build Tool)は、ScalaやJavaプロジェクトのビルドツール

SBTにはgradlewに相当する「Launcher」が存在し、プロジェクトに特定のバージョンのSBTを使用できます。

sbt-launch.jarがプロジェクト内で管理され、必要なときに実行されます。

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