AppLovin メディエーションレポートの作り方
こちらでAdmobのメディエーションレポートを作りました。
ネットワークが異なる広告の実績はそれぞれのコンソールで確認する必要があります。AppLovinの実績レポートの作り方・見方を紹介します。
【記事を読むのにかかる目安:10分】
レポートを作る
- 左メニューの「MAX」→「Advanced Reporting」
日付を指定
- 日付部分をタップし「Month to date」
Admobのように「過去30日」という指定が存在しないです。おすすめは「Month to date」で当月分を使うか、「Last 8 days」で過去8日間を使うかです。
フィルタ条件を指定
- Dayで日別
- Networkでメディエーション別
- 条件を指定したら都度「Run Report」で反映
AppLovinのネットワークにも2種類BiddingとExchangeに分かれています。自分の理解が不完全なのでそれぞれの説明は省きますが、AppLovinでも内部的に2種類のメディエーションが存在していると理解しています。
私の場合、ExchangeよりもBiddingのがeCPMが数倍も高くWinRateも高いです。ただし、リクエスト数が少ないという状況です。(Bidding側を優先する設定や方法があれば試したい・・!)
グラフ化する
- 画面右上の「Chart」をタップ
- 画面中央の条件でViewBy「Network」、Y-axis「Imp」など任意の指標に変更
- 画面右上「Show Controlls」でフィルタ条件欄を最小化可能
保存する
- 画面右上「Chart」の左にある三点アイコンから保存
これで次回以降はすぐにレポートが確認できます。
【おまけ】シンプルなレポート
メディエーションの数字は不必要で、AppLovinだけの数字を見たい人は「AppDiscovery」→「Performance」で十分かもしれません。
【おまけ】推定収益額が実績と乖離する
メディエーションの別ネットワークの推定収益額が原因です。各広告媒体、この例でいうとAdmobとAppLovin間で収益額の見込み値を通知しあうことで各媒体が算出していますが、ずれることがあります。(というか結構ずれる)
特に顕著なのは、メディエーションを有効にした後の数日間です。広告ユニットCPMをAppLovinによる最適化にしている場合、最適化が完了するまでの間、初期に指定したCPM Priceで推定収益額が計算されるためです。
私はCPMを5$にして、初日に今までにないくらいの推定収益額がコンソールに表示されて小躍りしました。ほどなくして、ただの夢であったことを悟ったとき数日間寝込みました😭
【おまけ】Reporting API
Admobと同様にAPI経由でReportを取得することも可能です。slackに自動通知したい人や、スプレッドシートなど自分のフォーマットで可視化したい人はAPIも試してはいかがでしょうか。
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