Huawei OptimizerがGoogleアプリをTrojanSMS-PAと判定する問題について
googleはマルウェアの可能性があり、高いリスクが発生する可能性があります。
朝目が覚めると、スマホの画面に「googleはマルウェアの可能性があり、高いリスクが発生する可能性があります。ただちにアンインストールすることを推奨します」という不穏すぎるダイアログが。
詳細を表示してみると、GoogleアプリがTrojanSMS-PAというウイルスに感染していると表示されています。
さすがにGoogleアプリをアンインストールするのはハードルが高いのと、ウイルス感染に心当たりがないので、ネット上で情報を調べてみると以下のサイトが見つかりました。
要約すると
・主にファーウェイの携帯電話で発生
・アラートはファーウェイの OPTIMIZER からのもの
・Googleアプリをバージョン 14.43.28.28.arm64 以降にアップデートした後にGoogle ウイルスとされるものを検出します
・ウイルス判定は誤検知
ということのようです。まぁそうですよね。ウイルス感染しているのかと思ってびっくりしました。
ウイルス警告を止める方法
問題はないようなので、無視すれば良いですが、 誤検知の原因はオプティマイザなので、データ消去、キャッシュ消去をしたあとにデバイススキャンをするとアラートを消すことができます。
・設定 -> アプリに移動し、「アプリの設定」にあるオプティマイザを選択
・一番上にあるアプリ情報を選択
・ストレージを選択
・「データを消去」と「キャッシュを消去」を選択
・オプティマイザを起動してデバイスをスキャン
TrojanSMS-PAとはなんなのか
誤判定されたTrojanSMS-PAとは何をするウイルスなのかというと、お金のかかる電話番号にSMSメッセージをこっそり送ることでお金を盗むウイルスのようです。
スマホのメッセージを信じる前にちょっと調べてみる
ウイルス感染と聞くとアワワとなってしまいますが、表示されるメッセージに暗黙的に従うのではなく、一旦自分で調べてみる事が大事ですね。
Discussion