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ICP Ninjaを使ってみる
はじめに
分散型クラウドを実現するInternet Computer上で動作するCanisterの開発環境として、先日『ICP Ninja』が公開されました。
Webサイト上で動作する開発環境ですので、ローカルPC上に開発環境を用意する必要がありません。いくつかテンプレートが用意されていますので、初めての方でも今すぐたった3分で始められます。
20分間だけ利用可能な無料のPlayground環境へも簡単にデプロイできますので、ちょっとした動作確認やデモにも使えますし、保存したプロジェクトはダウンロードしたり、GitHubへExportする機能も用意されています。
プロジェクトの作成
1. 画面右上の[Create]をクリックします。
2. [project type]を選択します。
以下の選択肢がありますが、本記事では[Full Stack]を選択します。
- Full Stack
- Backend Only
- Frontend Only
3. [backend language]を選択します。
使用するプログラミング言語を選択します。
- Motoko
- Rust
MotokoはInternet Computerの専用言語です。
プロジェクトのデプロイ
生成されたファイルは、エディタ画面で編集することができます。
ここでは、サンプルをそのままデプロイして動作確認してみます。
1. エディタ画面右上の[Deploy]をクリックします。
2. サンプルアプリケーションが表示されます。
Playground環境へのデプロイが終わると画面右側にFrontendのWebページが表示され、動作確認できます。
[Enter your name:]に<名前>を入れて[Click Me!]をクリックすると、Backend Canisterが呼び出され「Hello, <名前>」が返ってきて画面に表示されます。
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