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Docker Composeでコンテナ内からホストに接続しようとして詰まった話
何が起きたの？
Docker Composeを利用してMisskeyのサーバーを構築していたところ、ホスト側に建てたPostfix+Dovecotのサーバーとの通信につまずきました。
エラー内容
Misskeyのコントロールパネル内のメールサーバーで、
- ホスト：127.0.0.1（ループバックアドレス）
- ポート：25（SMTP）や587（SUBMISSION）
を設定して保存後、配信テストをしたところエラーが……。
Endpoint: admin/send-email
Info: {"e":{"message":"connect ECONNREFUSED 127.0.0.1:25","code":"Error","id":"06f9227e-f0c0-4d71-8ab0-6f71a43f47e1"}}
Date: yyyy-MM-ddTHH:mm:ss.fffZ
Endpoint: admin/send-email
Info: {"e":{"message":"connect ECONNREFUSED 127.0.0.1:587","code":"Error","id":"06f9227e-f0c0-4d71-8ab0-6f71a43f47e1"}}
Date: yyyy-MM-ddTHH:mm:ss.fffZ
理由
どうしてだあああと調べていたところ、そもそもDockerコンテナは仮想環境らしく、別のネットワークを使っているため、ループバックしてもコンテナ自体に返ってしまうらしい。
そこで調べたところ、この記事が。
ホストのIPを直接指定すればいいらしいけど、それは環境を移行したりIPが変わったりすると意味ないよなあ……。
しかも、host.docker.internalがホストIPを指すのは、Docker Desktop限定の機能らしい……。
解決
もう少し調べたところ、今度はこの記事が。
なるほど、host-gatewayが環境変数的にホストIPになってくれるんだ。
ということで、Docker Composeの設定ファイル内のservices.webに以下の設定を追加。
docker-compose.yml
extra_hosts:
- "host.docker.internal:host-gateway"
そして、
- ホスト：host.docker.internal
- ポート：25（SMTP）や587（SUBMISSION）
としたところ、無事につながり、メールが送信されました。
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