[UE5] ソースコードビルド 環境構築③
概要
ソースコードビルド 環境構築① → ソースコードをPCに入れる
ソースコードビルド 環境構築② → ソースコード更新環境構築
今回は、ソースコードをビルドする手順です。
ソースコードは落としたけど、どうすればよいのかという人向けです。
ソースコードビルド 環境構築②を実施していなくても大丈夫ですが、
Zipで落としている人はこの手順では少し足りないかもしれません。
前提条件
- VisualStudio2022がインストールされている
UE5.2からVisualStudio2022が推奨されています。
それ以前のUEバージョンをお使いの方は、
そのバージョンにあったVisualStudioがインストールされていれば問題ないかと思います。
UnrealEngine5起動までの手順
- Setup.batを実行する
- GenerateProjectFiles.batを実行する
- 2を実行すると、「UE5.sln」ができる
- UE5.slnを起動して、スタートアッププロジェクトを「UE5」に設定する
- ビルドを開始する
- デバッグ起動を行うか、UnrealEditor.exeを起動する
Setup.batを実行する
題の通り、Setup.batを実行するだけです。
ただ少し時間がかかりますし、ある程度進むと管理者権限で実行していいのか?
許可をする場面が出てくると思います。
そこで許可を出すまで先の処理を進めてくれないので、許可を出して放置しましょう。
GenerateProjectFiles.batを実行する
基本的には、こちらもbatを実行するだけです。
使いたいVisualStudioのバージョンを限定する場合は、
コマンドプロンプト経由でbatを起動しましょう。
GenerateProjectFiles.bat -2022
上記のような形で、-[バージョン]をオプションを付けると指定ができます。
ビルドを開始する
まず、UE5.slnを起動します。
その後スタートアッププロジェクトを「UE5」に設定します。
設定が終わり次第、ビルドを開始します。
※そこそこ高スペックなPC使っていますが、4~5時間はかかります。
UnrealEngine5を起動する
ビルドが終わると、以下の場所に「UnrealEditor.exe」ができているはずです。
UnrealEngine\Engine\Binaries\Win64
このUnrealEditor.exeを実行するか、VisualStudio上でデバッグ起動を行うと、
UnrealEngine5が起動します。
まとめ
Setup.batとビルドに時間がかかります。
セットアップに慣れていないと、2~3日は覚悟しておいた方がよいかもしれません。
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