エンジニア向けのコーチングサービス2年目の振り返り(2023)
運営しているサービス
TECH FOR YOUというソフトウェアエンジニア向けのパーソナルコーチングサービスを2022年の1月から運営し始めました。
2023年が終わりちょうど2年目が終了したので、今年も振り返りを残しておこうと思います。
【去年の振り返り】
1年間でサポートした実績
2023年で契約していただいた実績は次のとおりです。
■ 個人契約 5名
■ 法人契約 1社 (対象3名)
途中増減もありますが、現在は5名ほどを対象にコーチングをさせてもらっています。
昨年からはほぼ横ばいで、規模としては成長もしていませんが、新規や問い合わせもそれなりにあります。
長く継続していただいているクライアントもいて、価値を感じてもらっていることは、非常に嬉しい限りです。
(母数は多くありませんが平均継続期間は1年弱程度だと思います)
昨年からの変化
サービス内容については、それほど大きな変化はありませんが、昨年からの変化を簡単に書いておきます。
現役エンジニアのクライアントが増えた
昨年までは、全体として「これからエンジニアになりたい」という目標を持ったクライアントが多かったですが、今年は既にエンジニアとして働いているクライアントも増えました。
ティーチングではなくコーチングを行っている理由の一つとして、特定のスキルや教材に依存しないサービスを目指しているということもあり、全く経験がない人以外にも価値を感じてもらえているというのは嬉しい出来事です。
問い合わせや無料相談が増えた
現状は、1人運営ということもあり、広告など含めマーケティングは一切行っていないのですが、昨年よりも問い合わせいただく件数は増えました。
契約までいかないケースも含めると大体2件/月 くらいの問い合わせがあり、個人的には「結構需要あるのかな?」とも感じています。
昨今のコーチングブームもあり、「エンジニア × コーチング」という文脈でのプレイヤーがあまり多くないことも要因の一つかなと思います。
所感
コーチング技術の難しさ
2年間やってみての感想の一つとして、コーチング技術の難しさがあります。
ソフトウェア開発は、自分の能力次第である程度確実な結果を得ることができますが、コーチングの成果はクライアントの成功であり、このために自分ができることは何なのか?という問に葛藤することは多いです。
これにはセッションのたびに反省や難しさを感じています。
普段の開発業務への良い影響
普段のソフトウェア開発の業務でコーチングの良い影響があると感じています。
例えば一つ一つのコミュニケーションや話し方などがあり、始める前と現在では周りから見ても少し変わったと言われることも時々あります。
具体的な例を上げるのは難しいですが、端的に言うと「丁寧」になりました。コーチングでは相手との「対話」が何よりも重要なので、このあたりの効果かなと思います。
また、「チームメンバーの成長へのコミット」についても、より具体的に思考できるようになりました。
チーム開発力を強化するためには、一人ひとりが正しく成長できる環境作りが重要だと常々感じていますが、このあたりの考え方はクライアントへの接し方と近しくもあり、良い相乗効果だと思います。
コーチングをやってみて思うのは、「自分が学ぶこと」が非常に多いということです。
自分の変化を振り返ってみて、やってみてよかったなと本当に感じでいます。
来年の展望
正直、1人運営で規模を拡大することは難しいので、今より大きな変化を求めることは期待していませんが、今いるクライアントが少しでも価値を感じてもらえるように継続していくつもりです。
本職のエンジニア以外で扱えるキャパとしては、オーバーする瀬戸際くらいではあるので、新しい試みとしては、コーチ仲間を作れたりすると面白いかなと考えたりもします。
(興味がある方はぜひお声がけ下さい)
まとめ
以上、2023年のエンジニア向けコーチングについての振り返りでした。
引き続き、来年も頑張っていくつもりですので、興味があるかたはHPまたはSNSなどでも気軽にお声がけください。
以上、読んでいただきありがとうございました。
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