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[ポエム]SE/PG/エンジニアの違いについて思うこと

2021/12/12に公開約3,100字

結論

  • 会社ごとにつけられた役職名や自分でどう認識しているかによって呼び名や役割などブレが大きく、また絶対的な定義がないので区別に意味はないと思います。

それぞれの違い

結論で終わっても石やマサカリやロードローラーを投げつけられそうなので、だいたいの認識を説明していきます。

SEとPG

IT系のエージェントやIT系スクールのサイトに、「SEとPGの違いとは?」みたいな記事が山ほど出てきます。Quoraでも調べればたくさん出てきます。
ちょっとGoogleの1ページに検索ワード「SE PG 違い」で1ページめにヒットしたサイトまとめてみます。

SEの役割

役割 担当工程
Geekly 「システムの設計」と「クライアントとのやり取り」を担当する役職 「要件定義」「システム設計」「テスト」「納品」
TechCamp クライアントからの要件ヒアリングや、その要望に従って仕様書を作成 要件定義、設計、(コーディング)、テストなど
アンドエンジニア プログラムの設計をする仕事 要件定義、設計、結合試験
Midworks 開発の上流工程を担当する職域 要件定義、外部設計、内部設計、結合テスト、総合テスト、運用テスト
Acrovision プログラムやソフトウェアの仕様書を作る仕事 要件定義、基本設計、詳細設計、テスト、保守、運用

PGの役割

役割 担当工程
Geekly SEが作成したシステムの設計書通りに、詳細設計を行いプログラミングする役職 開発・単体テスト
TechCamp SEが作成した仕様書に従って、コーディングを行うことがメイン コーディング(プログラミング)、テストなど
アンドエンジニア SEが作成した設計書に沿ってプログラミングを行う仕事 コーディング・単体試験
Midworks プログラムを書く職業 実装・単体テスト
Acrovision システムの設計書に沿って、プログラミングを行う仕事を行う方のことで、システム開発における製造の分野を担当します 製造

SEとPGの違いって・・・?

共通点として、SEは上流、PGは下流という表現がほぼ全サイトにあります。
ただ、大枠は近しいものの、細かなバリエーションが多いですね。
SEは仕様書を作る人、PGは設計書をもとにプログラミングする人、とある事が多いのですが、仕様書と設計書が区別付いていなかったり、SEとPGが共同で設計書を作ったり、場合によってはSEもコーディングします、と書いてあるので世の中に明確な線引きはありません。

そもそもIPAでは

身もふたもない話ですが、そんな単純な区別をしていません。

https://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/itss13.html

ITSSでは、あくまでビジネスを進める上で必要なITスキルを定義し、職種ごとに専門分野を分類しています。
職種にSE(システムエンジニア)もPG(プログラマー)もありません。

最近(といっても5年くらい)では、ITSS+でより専門的なスキル領域を個別に策定を進めています。

https://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/itssplus.html

じゃあIT業界で聞く「エンジニア」って?

少し前までは「Webエンジニア」を指していることが多く、最近だと「ITエンジニア全般」を指している事が多い印象です。

しかも単純に「エンジニア」と指したときにIPAの定義によるITスキル標準の範囲内の話に加え、ITSS+領域の場合もあるので、「エンジニア」という単語は、使う人次第で指している領域にバラツキが出ています。

個人的な経験だと、ビジネスを進めたい人が「エンジニア」といった際は以下の2パターンの人材を指しているのだろうな、と感じることが多かったです。

  • ITスキルを駆使してビジネスを進める人
  • Webアプリケーションを開発(運用)する人

前者はITに理解がある経営者や優秀だなと感じたPdMの方が、そういった意味で発言していることがおおかったです。
自分の周りに後者の意味合いで発言する人は少なかった環境でした。
が、ゼロではなく同じ開発チームでも「エンジニアからインフラ担当の人に依頼」という発言も聞いたことがあったので、「あ、エンジニアに含めていないんだ」と思ったことはあります。

給料の違いについて

ビジネスマンみんな大好き4象限。
大体こんな形で評価されるかなと。

x軸は個人の努力で決まり、y軸は組織によって与えられた役割によって決まることが多いです。
厄介なのは、x軸もy軸も評価が定量的に表しづらいことですかね。

x軸は他のエンジニアからリスペクトを受けている人であればあるほど、比較的高い傾向があります。
なので、IT系の組織では360度評価やフィードバックとかでx軸を図ることが多い気がします。

そういえばre:Invent2021で発表されたAWSのre:Postも他社からの評価が多ければ評価されやすい、という仕組みですね。

https://repost.aws/

y軸はアピールが上手な人や直接的なWebサービス開発に従事していて売上やKPIに直結する業務に携わった人を高く評価されやすいことが多く、内部API、インフラ基盤、運用メイン、アジャイル推進している人を低く評価することが多い印象です。

まとまっていないまとめ

最初の結論に戻りますが、SE/PGという分類に自分としては、あんまり意味があると思っていなく、業務としてプログラミングだけなのか、詳細設計をしているのか、要件定義からやっているのか、そういった違いがあるだけかなと。

なので、SEはExcelで抽象プログラミングをしている、とか開発できない、とかPGは要件を決めれない、コミュ力が低い、とか最早レッテル貼り以外の何物でもないかなーと。

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