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【Ubuntu】GNOMEデスクトップ環境のカスタマイズ

2024/03/16に公開

はじめに

デスクトップ環境を少し豪華にして見た目を良くしたときの備忘録
下記の動画を参考にしたので、わからなければ動画を見ながら進めると良い
https://www.youtube.com/watch?v=lXIb-1_H-mA

この記事は、基本的には動画の手順をコマンドにまとめたものになっているが、
一部、自分の環境に合わせて設定変更した部分を追記している

事前準備

  1. 下記のパッケージは予めインストールしておく
#はじめにapt updateしておく
sudo apt update
sudo apt upgrade

#gnome-tweaksをインストール
sudo apt install gnome-tweaks

#gnome-shell-extensionsをインストール
sudo apt install gnome-shell-extensions

#chrome-gnome-shellをインストール
sudo apt install chrome-gnome-shell

#conkyのインストール
sudo apt install conky-all

#その他インストールパッケージ
sudo apt install curl git jq moc
  1. 下記ファイルを一式ダウンロードしておくとよい
    https://www.pling.com/p/1805660/

  2. OpenWhetherのアカウントを作成しておく
    天気情報取得をOpenWhetherのAPI経由で行っているので、
    事前にアカウントを作成しておく

  3. 時計合わせしておく
    時刻ずれしていると見栄えが悪いので、NTPなどで時刻合わせしておくこと

(補足)パッケージについて

  1. chrome-gnome-shell
    GNOMEシェル拡張機能をブラウザから管理するためのChrome/Firefox用のブラウザ拡張機能
    このパッケージをインストールすることで、ブラウザぁらGNOMEシェルの拡張機能を管理できるようになる

  2. gnome-tweaks
    GNOMEデスクトップ環境の設定をカスタマイズするためのパッケージ
    このパッケージにより、テーマ変更、ウィンドウの動作変更、シェル拡張機能の管理(GNOME Shell Extensionsの有効/無効設定)、キーバインディング変更、フォント設定などが可能となる

  3. conky
    CPU使用率・温度、メモリ使用状況、ネットワークトラフィック、天気情報、メール・RSS通知
    などの情報をデスクトップ表示するためのウィジェットを提供するパッケージ

  4. moc(Music On Console)
    「LinuxやUNIX系システムで利用可能なコマンドラインベースの音楽プレーヤー

GNOME Extensions

ブラウザからgnome.orgにアクセスしてブラウザの拡張機能をonにしておく
https://extensions.gnome.org/

Gitからテーマをダウンロード

  1. 下記のgitリポジトリからテーマをダウンロード(zip)
    https://github.com/vinceliuice/WhiteSur-gtk-theme
#解答後のディレクトリの中で
./install.sh -t red
  1. 下記のgitリポジトリからテーマをダウンロード(zip)
    https://github.com/yeyushengfan258/Reversal-icon-theme
#解答後のディレクトリの中で
./install.sh -red
  1. 下記のgitリポジトリからテーマをダウンロード(zip)
    https://github.com/vinceliuice/Vimix-cursors
#解答後のディレクトリの中で
./install.sh

さらにホームディレクトリ内の下記のディレクトリを移動させる

mkdir ~/.icons
mv ~/.local/share/icons/Vimix-cursors/ ~/.icons/
mv ~/.local/share/icons/Vimix-white-cursors/ ~/.icons/

※===================================================※
ここまで来たら、
一旦ログアウトして、Extension Managerから拡張機能をオンにする
拡張機能のオンオフは動画参照
※====================================================※

  1. 下準備でダウンロードしたファイルの中身を移動させていく
    https://www.pling.com/p/1805660/

4-1. fonts(ディレクトリごと移動) -> $HOME/.local/shre/

cp -r fonts ~/.local/share/

4-2. extension(中身のみすべて移動) -> $HOME/.local/share/gnome-shell/extensions/

cp -r extensions/* ~/.local/share/gnome-shell/extensions/

4-3. all-extensions-config -> 下記コマンドで環境にロードする

#all_extension_settings.confが格納されたディレクトリ内で
dconf load /org/gnome/shell/extensions/ < all_extension_settings.conf

※===================================================※
ここまで来たら、
一旦ログアウトして、Tweeksから設定を変更する
サンプルは動画参照
※====================================================※

4-4. conky-config -> 下記コマンドで適切な場所に格納する

#start_conky_desktopが格納されたディレクトリで実行する
mkdir ~/.config/conky
cp -r ./Graffias/ ~/.config/conky
cp start_conky.desktop ~/.config/autostart/

※===================================================※
再度、ログアウトして、conky表示がされていることを確認する
※====================================================※
4-5. wallpapers-pack(中身のみすべて移動) -> $HOME/.local/share/backgrounds/
ファイル移動後、通常設定から壁紙を使用できる

cp ./* ~/.local/share/backgrounds/

ここまで来たらメインの環境構築は完了しているはず
※動画ではmedia-playerのインストールも行っているが、gitのリポジトリがみつからず断念
別途、代替できるものを探す

(補足)天気情報の反映

OpenWhether経由で設定されているので、
任意の天気情報を表示するには、OpenWheterのAPIキーと天気情報表示する都市の"City ID"を確認しておく必用がある

City IDは適当に検索して取得すること
※ちなみに東京はcity_id=1850147
APIキーは各自のアカウントに紐づくので自分のアカウントから確認すること
OpenWhetherサイトから確認できる

手順通り進めていれば、$HOME/.config/conky/Graffias/scripts/weather.shというスクリプトファイルがあるはずなので、
この中のapi_keyとcity_idの項目を上記で準備した値に書き換える

書き換えたあとは再起動すれば、表示されるはず

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