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Applied AI R&D MeetupでDPCコーディングについて発表しました

に公開

現在取り組んでいる病院向けプロダクトに関連してDPC/PDPSとClinical Codingについて話しました。
https://layerx.connpass.com/event/373267/

Clinical Codingは患者の病状、診断、治療などに関する医療記録の情報を、何らかの標準分類体系のコードに変換する技術です。国内において疾患であればICD-10(国際疾病分類第10版)、処置などは医科診療行為マスターのコードに変換することがほとんどです。このタスクは極めてクラス数の大きな多クラス分類問題かつクラス出現率の偏りが激しい(希少疾患は数十万人に1人といった具合)という特徴があります。

DPC/PDPSは急性期病院向けの入院医療費支払い制度で「何の病気をどう治したか」によって1日あたりの診療報酬が決まるという制度です。この制度を利用するには医療記録を元に「何の病気をどう治したか」を決定しコード化するという業務が伴います。このコード化業務を支援するプロダクトを開発しているという話です。

発表して気づいたのは、医療に関する技術の話をすると背景の話が長くなりがちなこと。次回はメイントピックを一般化して医療独自の背景知識をショートカットした構成にして本題にすぐ入れるようにしたい。

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