Hacobuはユーザーの声をどうやって拾っているのか?
Hacobuでプロダクトデザイナーをしているテイです。
「ユーザーの声を大切にしよう!」と一口に言っても、ユーザーインタビューやリサーチの手法は会社によって様々かと思います。
Hacobuではどのように声を集めているか、その一例(あくまで私の例ですが)をご紹介できればと思います。
※ぼかし多めの画像ばかりですみません💦
まずは現場を訪問してみる
私は現職ではじめて物流領域に携わったため、入社当初は物流拠点への現場訪問をすすめられました。
訪問機会についてはPdMが繋いでくれる場合もありましたが、ビジネスサイドの方がSlackから見学希望者を募ることもあります。
また、PdMの方から教えていただいたのですが、カレンダーを見ながら興味のある商談予定の企業をピックアップして、社内の担当者に同行できないか声をかけてみるのもアリだよ〜ということで、私からも何度か直接お声がけをして同行させていただきました。
実際に行ってみると、お客様とのコミュニケーションの中で「この機能がリリースされてとても助かってるんだよね〜」というポジティブなご意見や、「ここのUI、ドライバーさんにとってはもっとこうだと〜」などリアルで貴重なお声も聞けたりします。
また、物流拠点が抱える様々な悩みや課題感も見えてきました。
訪問後にはメモをNotionにまとめて、チームメンバーに共有します。
社内の物流出身者のメンバーに聞いてみる
社内には物流現場の出身の方も在籍しているため、新機能のプロトタイプを作ってみて「こういう機能を検討しているのですがあったら便利ですか?」と当ててみたりしました。
「すごく便利!」「下手に触るとデータを壊してしまいそうで、必要な機能しか使っていなかった。」など現場目線で意見がもらえるため、ニーズやユーザーに与えるインパクトの肌感などがわかります。
※以下図の機能(予約用のテンプレート機能)は「あると便利だけど、マストではないかも」という判断で一旦ペンディングになりました。
開発相談定例という場でもヒアリング
社内のカスタマーサクセス部の皆さんは、弊社のプロダクト「MOVO」の導入時に、導入企業へのオンボーディングやフォローなども担当しているため、お客様の声をダイレクトに聞く機会がたくさんあります。
当時担当していたプロダクトでは、週に一度、開発メンバーとカスタマーサクセス部の代表数名の方とでミーティングを実施し、改善要望を伺ったり開発の優先順位などについて話し合っていました。
(今は運用が変わっているかもしれません。。)
プロダクトやアプリからの問い合わせ、アンケートから拾うことも
他にも、プロダクトによっては改善要望をプロダクト内から送信できる導線や、アンケート機能を使ってユーザの声を拾うような取り組みもあります。
こういった感じで、ユーザーの声を拾うフローが綺麗に体系化されているわけではありませんが、ユーザーの声を聞ける機会は多く、必要に応じて様々な方法で泥臭くユーザーの声を取り入れ、最適解を探るようなスタンスで進めているように思います。
ここ最近はAIも積極的に活用していますので、インタビューなどもより効率よく進められる仕組みを作っていきたいですね。
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