Vista × AIハッカソン 開催レポート
はじめに
こんにちは、株式会社Hacobu テクノロジー本部 Vistaチームのとしです。
最近では、ChatGPTやGeminiといったAIサービスがどんどん進化していて、多くの企業がAIの活用方法を模索していますね。
私たちVistaチームでも、「AIを実際に使ってみたい!」「AIを使って、もっと使いやすいサービスができないかな?」といった声が上がっていました。
そこで、AI技術と既存のプロダクトを掛け合わせることで、どんな新しい価値が創造できるんだろう?そんなワクワクする探求心を原動力に、Vistaチーム全体で「AI × Vista」をテーマにした初のハッカソンを開催しました!
ハッカソンの開催にあたり、アイデアソン、ツールの選定、当日の時間配分など、段階的な準備(Pre Hackathon)を進めてきましたが、本記事ではハッカソン当日の熱気あふれる様子をご紹介します。
オンラインに熱気が集結!ハッカソン当日の様子
今回のハッカソンは、平日の貴重な一日を使わせていただき、オンラインでの実施となりました。にも関わらず、エンジニア、プロダクトマネージャー(PdM)をはじめ、総勢10名の様々な職種のメンバーが積極的に参加。オンラインの制約を感じさせない熱気と活気に満ちあふれていました。
ハッカソンが始まると、エンジニア間でユーザー視点の熱い議論が交わされるほか、PdMからは「めっちゃいいじゃないっすか、やば!普通に使えそうっすね」といった嬉しいコメントも!また、「音声入力できたらいいよね」「サジェストとかあるといいよね」といった、計画にはなかった自由なアイデアも飛び出し、実装担当のエンジニアも「それ、面白そう!ちょっと試してみます!」と、おかわりをするかのように、次々と新たな実装にチャレンジしていました。チャットやオンライン会議ツールは、まさにワイガヤ状態。活気あふれるデジタルな開発現場が、そこにはありました。
注目のお披露目会
AチームとBチームの2つに分かれて、限られた時間の中で、アイデアだしからプロトタイプを生み出しました。
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Aチーム「アナログからの解放!AIで変わる配送管理」
要約:紙の配送依頼書をOCRで読み取り、Vistaへ自動的にデータをインポートできる機能。手作業での入力作業が不要になり、入力ミスのリスクを軽減できるほか、業務効率の大幅な向上に期待ができます! -
Bチーム
コンテンツ:「配送依頼画面の検索アシスタント」
要約:音声入力と自然言語で簡単に配送案件を検索できる機能です。インカムで通話しながらVistaの画面を操作するユーザーにとって、通話中でも必要な情報が自動表示されるアシスタントとなります。また、複雑な条件指定が不要で、直感的に配送案件を見つけられます。この機能により、配送案件管理業務の効率化に大きく貢献できる可能性を感じました!
お披露目会の様子(※画面はプロトタイプ開発環境のものです。プロダクション環境とは異なります。)
はじめてのMCPサーバーにチャレンジ!
ハッカソンを終えて - 参加者からのフィードバック
ハッカソン後、参加者からはポジティブなフィードバックや次回開催への期待の声が寄せられました。
- 「LLMの可能性を発見できたので良かった」
- 「プロンプトエンジニアリングの実践は非常に有意義な経験となった」
- 「チーム間でのアイデア交換が新鮮で刺激的だった」
- 「普段触れない技術に挑戦することで、新たな視点が得られた」
- 「今後もこういう時間がほしいと思った」
- 「他のチームの盛り上がりを感じたらもっと雰囲気でそうなので、オフラインでやりたい」
- 「"どへーじつ(休日と平日の入替制度)"を活用して、急な業務の割り込みを避けながら開催したい」
また、社内のプロダクト関係者へのお披露目でも、大きな期待の声が寄せられました。
- 「インカムで電話しながら、Vistaの画面を操作するお客さんもいるから音声で操作できるのめっちゃいい。」
- 「データが大量にあるお客さんとか喜びそう。」
- 「エンジニア主導の機能開発めっちゃいい。スピード感、大事。はよやろ。」
まとめ
今回の「AI × Vista」ハッカソンは参加者にとって、新たな学びと刺激、そして何よりも「やってみたい!」という熱意を生み出す貴重な機会になったのではないかと思います。
今回の体験を糧に、Vistaチームでは今後もハッカソンを開催し、自由な発想と技術交流を促進していきたいと考えているので、次回はさらに進化したハッカソンを(打ち上げも込みで!)レポートしたいと思います。
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