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大学生が Kotlin Fest 2025 に参加してきました

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先日、東京で開催された Kotlin Fest 2025 に初めて参加しました。
エンジニアの集まりに行くのはほぼ初めてで、とても刺激的な一日だったので、印象に残ったセッションを中心に感想をまとめてみます。

01 招待セッション Kotlinを支える技術:言語設計と縁の下の力持ち

「言語を作る」側の話を聞くのは初めてで、とても興味深かった。
おそらく今後もなかなか聞けない貴重な体験だと思う。
「一度公開した言語仕様は全世界のコードに取り込まれてしまうため、極めて慎重に進めなければならない」という話が特に印象に残った。

具体的な新機能の話は、まだ自分のKotlinの知識が浅く、完全には理解できなかったが、他の参加者が楽しそうに盛り上がっているのを見て、自分もそのレベルまで使いこなしたいと強く思った。

04B デッドコード消せてますか? - 構文解析とGradleプラグイン開発で始めるコードベース改善

現在インターンでお世話になっているチームリーダーの登壇。
このセッションを見るために来た部分もある。
大勢の前で堂々と発表している姿がとてもかっこよく、自分もいつか何かしらの形で登壇してみたいと思った。

セッションで紹介されていた FeatureFlag は業務でも既に触れていたが、どのような経緯で今の運用に至ったのかを知ることができて興味深かった。

05B 内部実装から理解するCoroutines ー Continuation・Structured Concurrency・Dispatcher

内部実装の話は、02Bの「Kotlin言語仕様」の回と同様にかなり難しく、途中からついていけなかった。
内部実装の理解は今する気は起きなかったが、AIを使ってソースコードを簡単に解析できる今だからこそ、もっとコードリーディングをやろうと思えた。

現状は既存の似た実装を真似して進めることが多いが、今後は自分で理解し、応用したり改善点を見つけたりできるようになりたい。
そうしていく中で、いずれKotlinの内部実装にも興味が湧いてくる日が来るかもしれない。
今はまず、「その機能をどう使うのか」という部分からしっかり学んでいきたい。

今参加しているインターン先のコードは、アーキテクチャがしっかりしていて非常に整理されている。
せっかくの環境なので、できる限り吸収して自分の力にしていきたい。

企業ブースの感想

  • ほとんどすべてのブースを回り、どこでもつい話し込んでしまった。
    学生参加が少なかったことや、大阪から来ていること、長期インターンをしているのにまだ技術力が未熟であることなどが話題になり、いろいろな方と会話できた。

  • 話した方々は皆さん物腰が柔らかく、どんな質問にも丁寧に答えてくださった。業界のことも企業のことも、そして「エンジニア」という職業そのものについてもまだ理解が浅い自分にとって、とても貴重な経験だった。

これをきっかけに、大阪でも積極的に勉強会やカンファレンスに参加していこうと思う。

全体の感想

大阪から実費でわざわざ行った価値は十分にあったと思う。

自己紹介の場で「アピールできることが何もない」と感じた。登壇やSNSでの発信など、外に向けて表現できる何かをこれから持ちたいと思った。また、何か自分の強みを持ちたいと思った。

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