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【振り返り】2022年・週1回の輪読会を継続して良かった点・改善点
この記事はTechCommit Advent Calendar 2022 5日目の記事です。
2022年は、新しい取り組みとして、週1回の輪読会を主催者として開催しました。
1人で継続的に勉強するのが苦手な自分にとって、輪読会を開催することで無理なく学習を進めることができました。
積読が溜まっている方や、1人での学習継続が難しいと感じている方の参考になれば幸いです。
輪読会の進め方
- TechCommit 内で参加者を募って開催
- 毎週土曜日の朝10時からoViceで90分ほどで実施
- 最初の30分〜45分ほどは、各自で決まった範囲を読む
- Miroに疑問点や感想を書き込んで、議論
- 途中からの参加・途中退出OK(聞き専もOK)
- 1回の輪読会で1章を目安に、1冊の本を3~4ヶ月くらいで読了
Miroに疑問点や感想を書き込んで議論
TechCommit内でoViceを使って輪読会を開催
輪読会を継続して良かった点
- 自分が主催者になると、休まずに継続できた
- 積読を確実に消化できる
- 輪読会に参加している限り、途中で読まなくなって挫折することがない
- 他の人と議論・質問しながら進められるので、1人やるよりも理解が深まる
- 抽象度の高い書籍を読んでいたが、人と議論しながら進めるので、具体例を出し合いながら理解できる
- 参加者の方の現場の開発の様子を知ることができる
- 時間と範囲を決めてやるので、ダラダラ読むことがなくなる
- 経験年数や経験言語などのバックグラウンドがバラバラの人が参加しても、それぞれの人の視点で学べたり、教え合ったりして勉強になる
反省点・改善点
- その分野に多少詳しい方がいない場合、誰も分からない場合に議論が深まりづらい(ググったりはしていたものの)
- 輪読会で出た時の疑問点は、後日でも良いので、知人やコミュニティ内の詳しい人に質問したりして解決して、その内容を再度輪読会のメンバーに共有などをすべし(実施したとき、とても良かったので、もっとやれば良かった)
- 輪読会のテーマと仲間集めが少し難しい(最初の参加人数が少ないと継続しにくい)
- 週1だけでなく、コミュニティ内で開催している他の輪読会にも参加したい
2022年に輪読会で使用した書籍
プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則
- 現場で開発していて何となく実装はできているものの、実装の方針や考え方を自分で説明化・言語化できていないと感じている時に読んだ
- プログラミングの原理・原則を学ぶことで、頭の中が整理され、実際の現場での事象を抽象化された
- 何か実装の方針などに悩んだ場合に、書籍に立ち返って読み返したいと思える書籍
リーダブルコード
- 言わずとしれた名著ですが、完全に積読になっていた
- エンジニアに成り立ての頃に読んだ時は難しく感じて、2章目くらいで挫折しましたが、現場の開発を経験してから読むと、命名についてや、読みやすいコードについてなど、現場ですぐに役立つ内容が多かった
- 少し古いかな?と感じる内容もありましたが、輪読会で参加者の方と「今の現場だとどうだろう?」などと議論できたのも良かった
ソフトウェアテスト293の鉄則
- ソフトウェアテスト開発について、体系立てて学習したことがなかったので読みました。
- 開発者というよりは、テストを専門に行うプロのテスター視点で書かれた書籍でした。
- テストの原理・原則を学べる良書ですが、もう少し具体例での解説がほしいな、という印象です。
個人的に今後の輪読会でやりたい書籍
TechCommitで輪読会の参加者を随時募集してます!
TechCommit では、平日・土日には有志で輪読会を開催していたり、週末には勉強会などのイベントを開催しているので、よろしければご参加ください。
もし輪読会で開催・参加したい希望のテーマがあれば、是非教えてください!
TechCommitで開催中の輪読会 (2022/12/04時点)
- 『マスタリングTCP/IP 情報セキュリティ編』
- 『プロを目指す人のためのTypeScript入門』
- 『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方』
- 『Pythonによるファイナンス―データ駆動型アプローチに向けて』
- 『ソフトウェアテスト293の鉄則』
- 『個人開発をはじめよう!クリエイター25人の実践エピソード』
- 『Python実践入門 ─ 言語の力を引き出し、開発効率を高める』
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