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GitHub Copilot と opencode で Claude Code のような体験を実現したい
はじめに
Claude Code を利用していますか?そのほかにも新しい AI ツールや LLM が次々と登場して、何を導入するか迷いますよね。
現在、私の所属しているチームでは GitHub Copilot と Devin AI を導入していて、Claude Code はお試し中です。
しかし、新しい AI ツールを正式に導入する場合、導入済み AI ツールとの使い分けや社内の承認などのハードルがあり、導入しづらいこともあるのではないかと思います。
GitHub Copilot で opencode を使うことで、Claude Code のような体験を実現できそうなので紹介します。
opencode とは
- ターミナル内で動作するオープンソースのエージェント型コーディングツールです。
特徴
- Claude Code に似ている
- 100% オープンソース
- 75 以上の LLM プロバイダーをサポートしており、特定のプロバイダーに依存しない
- Claude Pro または Max プランを契約している場合はそのアカウントを利用できる
- GitHub Copilot の場合も、GitHub Copilot で有効化されているモデルを利用できる
- ローカルのモデルも利用できる
- 処理はローカルと LLM プロバイダーへの直接 API 呼び出しだけで、opencode がコードやコンテキストデータを収集しない
- セキュリティ・プライバシー面で組織でも導入しやすい
なぜ GitHub Copilot × opencode なのか
- 導入済みの GitHub Copilot をなるべく活かしたいから
- GitHub Copilot で Claude や Gemini のモデルを有効化していれば、GitHub Copilot の契約だけで Claude Code や Gemini CLI と同様の体験が得られそうだから
- 今後も LLM の進化は続きそうですが、opencode を使えば新しいモデルも試しやすく、性能の違いも手軽に比較できるから
セットアップ方法
1. opencode のインストール
npm install -g opencode-ai
brew, paru コマンドでもインストール可能です。
Windows の場合は 公式サイト からバイナリをダウンロードしてください。
2. GitHub Copilot プロバイダーの設定
以下のコマンドでプロバイダー設定を行います。
opencode auth login
表示されるプロバイダー一覧から「GitHub Copilot」を選択し、ターミナルに表示される認証コードを GitHub の認証画面に入力すれば設定完了です。
3. 利用可能モデルの確認
opencode
起動後、/models
コマンドで利用可能なモデル一覧を確認できるので、GPT-4.1 を選択してみます。
GitHub Copilot で Claude Sonnet 4 や Gemini 2.5 Pro など有効化していれば、それらのモデルも利用できます。
使ってみる
- とりあえず opencode が使えるようになったので、何かタスクをお願いしてみましょう!
- 便利な
/
コマンドや機能がいろいろありますが、ドキュメントがシンプルでわかりやすいので Intro から読み進めればすぐに扱えるようになると思います。
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